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陸橋の下

書き出すと止まらないものです(笑
人はこうして生きていくんですね、きっと。
「人生」とは、長い旅のようなもの。長く続く旅をするんだったら、たくさん失敗するのも当たり前。人がなんと言おうと私が私らしく生きるために必要なことはどんどんやります。
だって、人生っていう長い旅の時間は「目の前の一瞬一瞬の積み重ね」なんですから・・・


私が彼と過ごしたのは今思えたったの半年余りの時間でした。
まさに、駆け抜けた時間でした。

夢を語ったり、考えた場所に実際に行ってみたり。。。
本当に楽しかった。

ある冬の日。
お金を持っていなかった私たちは、国道の陸橋の下に2人で隠れていました。
あまりにも寒くて、その日のバイクは辛かった・・・笑
あ、これは、彼が車の免許とバイクの免許を取った後の話ですね。
(*自分でも、時間軸がはっきりしませんが・・・)
その陸橋の下には、割れたワインの瓶が転がっていましたね・・・
人ってそんなことを覚えているものです。不思議ですね。
そこで、何を話したかはわかりません、でも、寒くて寒くてたまらなかったのはよく覚えています。
そのうちにチラチラと雪が降ってきて、2人で顔を見合わせて、無言で
「・・・帰ろう」
となりました。
なんかクスクス笑ったのを覚えてます。

そんな夜も、幸せでした。
人は愛する人のそばにいると、体温以外の何か暖かさのようなものを感じる生き物なのかなぁ?なんて思います。
生きていくにはそういうものが大事なのかなとも思ったりします。

これを読んでいただいているあなたにも、そんな愛する人がいるのでしょうか?

私は彼のことでたくさんの楽曲を生み出しました。
でも、つい最近までこれを人に公表することはなかったんですね。
理由はありません。
ただ、なんとなくそんな気になれなかっただけです。


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