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関西独立リーグを1年間プレーしてみて③

過去2回の投稿ではカンドクの紹介をしてきたんですが、今回は自分がプレーした兵庫ブレイバーズという球団についてかいていこうと思います。
今までの投稿はこちらから→

関西独立リーグを1年間プレーしてみて①|タカハシソラチ|note
関西独立リーグを1年間プレーしてみて②|タカハシソラチ|note


兵庫ブレイバーズ

兵庫ブレイバーズは兵庫県三田市を拠点に活動してる球団です。本拠地は市内にあるアメニスキッピースタジアム。三田市は神戸に出るのに電車で1時間弱、梅田(大阪駅)まで出るのに45分とか、そのくらいの位置にあります。盆地になっていて冬寒く、夏暑くなんですが、緑豊かで、田舎生まれの僕にとってはとても居心地が良かったです。

アメニスキッピースタジアム


兵庫ブレイバーズはカンドクの中でも古い球団です。たびたび名前を変えているんですが、最も有名な名前は「兵庫ブルーサンダーズ」。過去には元阪神・ヤンキースの井川慶さん、2022年は阪神などで活躍された久保康友さんがプレーしていました。
そして、カンドクで唯一NPB選手を輩出した球団になってます。現在はその兵庫ブルーサンダーズ時代に在籍していて、カンドクから初のNPB選手となった山川さんが監督になっています。

兵庫球団で1年を過ごして

自分が2022シーズンを兵庫球団で過ごして、もっとも良かったと感じることは「人との出会い」です。すごくベタな言葉に聞こえるかもしれませんが、ホントにそうだと思ってます。
だってNPB出身の選手が3人もいる。そんな独立リーグ球団なんてなかなか無いですもん。ウチより多いの栃木くらいじゃないですか?(笑)

もちろん監督・コーチが元NPBというのはほとんど独立リーグそうなんですが、「現役」というのはすごく価値があると思います。実際に技術を見て、学べる。

はじめて久保さんとキャッチボールしたときは感動しました。マジで胸にしかボール来ない。(笑)この1年間制球に苦しむ中で、久保さんにはありがたいことに色々声をかけていただきました。

結局最後まで公式戦で投げることは叶わなかったんですが、NPBの技術を肌で感じれたのは自分にとって大きな財産になったと思います。

あと、兵庫球団が他の3球団より良かったと思う2つ目。
多分、一番NPBのスカウトが見に来てたと思います。
まぁアレックスっていう52くらい投げるピッチャーの存在もあったと思うんですが、実際NPBを輩出している唯一の球団ですし、その分NPBとの繋がりも他と比べて深いんじゃないかなと(完全に推測)。

スカウトが見に来るということは、目当ての選手以外にもチャンスはあるということ。その試合でちょっとでも目立てば急にドラフトが現実味を帯びてくるかもしれない。
スカウトが見に来るというのは環境やお金ではどうにもできない大きな魅力のひとつだと思います

ちなみに兵庫球団ですが、2022年、カンドクの中で最も人数が多い球団でもありました。その数40人弱。独立リーグとしてはだいぶ多いです。で、2022年ではカンドクで唯一(?違うかもです)練習生制度があった球団です。
ちなみにぼくら練習生はお金を払って練習をしてました。登録選手(練習生じゃない選手)に比べて寮費等も全然高い。お金に関しては今までで一番苦しかったです。
すべては結果が出せなかった自分が悪いんですが、金銭に関わるところはカンドクを考えてる選手にとっては気になるところだと思うのでかかせてもらいました。


いつも拙い文章続きですみません🙇
次回は僕が今年限りでの退団を決めた大きな出来事を書きたいと思います。だいぶ口調が荒くなりそうなので、要注意。






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