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関西独立リーグを1年間プレーしてみて②

2022シーズンのカンドク

カンドクは2022年は4球団(堺シュライクス・兵庫ブレイバーズ・和歌山ファイティングバーズ・06ブルズ)で行われましたが、2023年からは淡路島球団が新規参入することが決まり、5球団でリーグ戦を行うことになるそうです。
球団が増える分新規の選手も多くなりそうなので、カンドクでのプレーを考えてる選手はチャンスかもしれません。ちなみに今年のトライアウトは11/17に行われるそうです。

詳しくはこちらから→  https://kandok.jp/archives/7882/

ちなみに2022シーズンは堺がぶっちぎりで優勝し、一強三弱状態となってしまいました。堺は選手によるSNSを使っての広報もうまくて、カンドクの中では一番目立つ球団だと思います。(完全な主観ですが、、、笑)
自分が所属していた兵庫も選手各個人の能力は悪くなかったと思うんですが、堺には歯が立ちませんでした。
ブルズと和歌山も堺相手にはまったくといった印象。

カンドクのレベル

よくカンドクのレベルは低いとか、そういった話題をツイッターやネットで見るんですが、わかりやすくピッチャーの球速で示してみます。

僕が思うに140出れば速い部類。多分150出るピッチャーはリーグで二人(堺・村上さん、兵庫・アレックス)だったと思います。
140中盤~後半くらい投げるピッチャーもいたけど、皆リリーフ。先発の速い人でいえばマックス140ちょっと。リーグのストレート平均球速はどのくらいだろう、、、?130ちょい~135くらいな気がします。左とか、サイドだと120後半の人も全然いる。
そう考えたら先発でマックス150超えて平均145.6出るアレックスすごかった。
こんな感じです。完全主観ですが参考程度に。

野手はどうなんだろう?ホームランはシーズン6本でホームラン王。(試合数48)
バッティングはよくわかんないですけど、やっぱりBCや四国から来た選手は他と比べるとやっぱり良いなとは思いました。

守備は、、、うーーんやはりエラーは多い印象。
僕が2021年にBC埼玉-BC滋賀の試合を見たときと比べたらやっぱり落ちる。動きの機敏さが違う。
あとは企業野球と比べたら、正直比べ物になりません。多分カンドク4球団が都市対抗予選に出ても本戦はむり。地方にもよりますけど2次予選に出れるかなーくらいな気がします。※企業野球経験したわけじゃないので異論は十分認める

こんな感じで、正直BCとかとのレベル差はあると思います。
なので、カンドクから直接のNPB入りを目指す場合は、相対的な数字はあまり意味をなさないと思います。必要なのは絶対的な数字。
ピッチャーで言えば、

相対的数字…防御率、被打率etc
絶対的数字…球速、コントロール、体格etc
          ※sevenさんのツイート参考にさせていただいてます

そのため、ピッチャーは球速というわかりやすいものがありますが、野手はなかなか評価が難しいんじゃないかと思います。特にリーグのレベルが下がれば下がるほどその傾向が強いと思うので、カンドクの野手をNPBはどう見ているのか、、、。
そう考えると、守備だったり脚を武器にする選手の方が有利かもしれません。

そんなカンドクですが、「独立リーグ」でプレーするというのは注目度も高いし、独立リーグ特有の雰囲気というか、ファンや応援してくれる人がいるというのはすごくモチベーションになります。
こんな僕でもサインをかく機会があったり、球場で声をかけてもらえる。いままで高校野球と社会人クラブでしかプレーしたことのない自分にとってはとても刺激的な毎日でした。

四国やBCほか、各地の独立リーグのトライアウトも佳境。まだ決まってないよ、という方の選択肢にの一つにカンドクを考えてもらえればと思います。


今回はここまで。
ここまで2つの投稿はだいぶよそ行きの文章にしたつもり。(笑)
次回以降は僕が兵庫に入って感じたこと、良かったこと・ちょっとどうかなと思った事、怒られない程度にかいていこうと思います。


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