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結婚記念日に思ったこと。

先日は結婚記念日だった。有難いことに14年目に突入。
今年は子供も3人に増え、また新しい生活が始まった感がある。

アメリカに来て、仕事を始めてからというもの、夫婦としての関係性はすごく悪くなったと思う。とにかく物価が高いアメリカで、生活費を稼ぐために週末や夜も働いていた。そのため、子供たちとの時間はもちろん、夫婦の時間も全然取れなかった。もともと無口な旦那だけに、何を考えているのか分からなくて大きなケンカもしたし、1カ月も口を利かないこともあった。子供が巣立った後は2人きりで過ごすことを考えると全然楽しみじゃなかった。
ラッキーだったのは、3人目が欲しいと思うタイミングがようやく一致してきた事。3人目についてはお互いほしいと思っていたけど、私が欲しいと思った時には旦那がそうでもなかったり、旦那が欲しいというタイミングでは私がもっと仕事を頑張りたかったりと、なかなかタイミングが合わずに数年が経過してしまった。夫婦としての関係はあまりよくなかったけど、3人目が欲しいと思ったこのタイミングにかけてみようと思った。
有難いことに3人目を授かり産休に入ったタイミングで、仕事にかまけて失っていたものの大きさに気が付いた。夫婦の関係が良くなかったのも、余裕のない私が原因だったんだろうなと思った。仕事を休んで余裕ができたときに、子供との関係も夫婦の関係も大きく改善された。お金がないのは怖いし不自由だけど、家族の関係が良くないことの方がもっと怖いし不自由だった。

旦那は1人目の時からとても良いパパ。家事育児は自分で考えて行動してくれるし、私が気にするところは私に意見を聞いてくれる。良いパパ過ぎて私は劣等感を覚える。子供優先過ぎて私は嫉妬も覚える。私は母になり切れない子供だ。だけど、そんな私に記念日おめでとうと言って花とケーキを買ってきてくれる旦那。一緒にいてくれてありがとう。

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