猫の親子のお引越し

いつも、♡やコメント本当にありがとうございます❣
とっても励みになっています。
今後ともよろしくお願いします。

今日はガレージに住み着いた野良猫親子について。と受験生。

ガレージに置きっぱなしにしていた
犬のハウスの中からミャアミャアと子猫の鳴き声が聞こえた

中を覗くと生まれて数日ほどの子猫が母猫の母乳を飲んでいて、母猫はウトウトしている所だった。

母親は猫も人も大変。
分かるよ～と心の中で声をかけて
そっとその場から離れた。

私は自宅に戻り、旦那に猫の親子の事を話すと猫好きの旦那は見に行くと言うので私もついて行った。

そっと中を覗くと子猫は母猫のお腹をまくらにスヤスヤ眠っていて、母猫もようやくひと息つけたようで眠っていた。

私は旦那にそっとね！静かにね！と言ったのに『おーい』と猫に声をかけるものだから子猫がミャアミャア鳴き出した。
目覚めた母猫はシャーーー！！！っと激怒。

そりゃそうである。
産後の野良猫母さんはただでさえ本能的に殺気立っている。
そんな中で
やっと迎えた静寂を不意に壊されたのだから、私が彼女の立場でもシャーーーって言う。

鈍感な旦那はそれを眺めているので
こっちきて！と腕を引っ張った。

やっと寝てくれたのに何で起こすのよ！
そう言うと旦那は
あ？そうなの？と呑気な返事。

母さん猫は怒りが収まらず
顔を皺くちゃにして口を開けている。
そっとその場を離れた。

そして翌日

ミャアミャアと子猫の鳴き声は聞こえるのに姿が見えず野良猫親子はハウスからいなくなっていた。
鳴き声を追って行くと
なんと隣家に引っ越していたのだ。
予想していなかった展開と近すぎる引っ越しに笑ってしまった。

まぁでも無理はない
寝ている赤子は起こさないでいただきたい気持ちはよく分かる。
孫を見たい。それだけの理由で夜に訪問され息子を起こされた経験が私にもあったら。

そんな息子も大きくなり

今年は受験生に。
今、私はこの時の母猫のように殺気立っている。
受験が終わるまであと7ヶ月間
この状態かと思うとやってられない気になるけれど、そうも言ってられない。

夏の三者懇談で息子から聞いていない衝撃事実を先生から告げられ0.2秒でトップギア
そこから止まらない怒涛の説教が静かな教室に響く。
担任は『想定内』という涼しい顔をしてこの状況を黙って見ている。
0.1秒で今後の進路相談は主任とすることに決めた。
あんたは戦力外だ。心の中で呟いた。

その間も止まらない口を突いて出てくる説教。
窓の外は夏真っ盛りで揺らめいている。
エアコンが効いた教室との温度差は
おかしな事に教室の方が熱い。
哀しげな息子の目。
息子の気持ちは分かっている
分かっているけど。

三者懇談終了後、そのまま塾へ直行。
『結果をください！』
先生にしたら
うわぁぁな状況。

近年の異常な暑さより熱い

こんな夏は今まで経験したことが無い。