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やっと、やっと【強迫性障害】

強迫性障害で、加害恐怖があるわたしは、自分が触ったところに誰かが触れたら、病気を感染させてしまうかも知れないと考え、家族の共有物に触るときは、なるべく面積を小さく触ろうと(本来ならしなくても良い)努力をします。ドキドキするし、非常に疲れます。

最近、「もしかしたら、わたしが触っても、何も起こらないのかも知れない」と、頭の隅で、不確かですが、思いつくことがありました。それをキッカケに、「いっそ、思いきり普通に触ってみても、いいのかも」と思うことがありました。とても怖いことですが、せっかくそう思ったのだから、曝露の機会かも知れないと思い、触ることをためらわない行動を試しています。一回やってみると、次やるとき苦痛がましになります。怖くても、やってみないと、道は開けないのだ、と実感しています。

症状が酷くなり、何も触りたくなかったどん底期から、6年、ずっと治療を続けてきて、やっと、やっと、不確かではあるけれど、このような思いつきを信じて、試してみる気持ちになっています。

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