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亡き夫のお位牌どうする問題

亡き夫の月命日をすぐに忘れてしまう。
これは前から。
さすがに命日は忘れないけど。

実はお仏壇は今の家にある。
今夫と私が朝夕にお水を替えてお線香を上げている。
お菓子をもらったら、亡き夫に供え、今夫と私、3人で食べる感じだ。

お墓は亡き夫の実家近くにある。
すでに納骨済み。
こちらは、もと義家族が面倒を見てくれている。
たまに私も行く。

経緯としては、再婚の時に義実家の仏壇に位牌を入れてもらうつもりだった。
義親も、菩提寺も了承していた。

ところが、今夫が、
「◯◯さんには新居に居てもらおう」
と言い出した。
仏壇がある家のほうが落ち着くし、
そのほうが良いよと言い張る。
根負けして、新居に仏壇を置くことにした。
さすがに遺影は片付けた。

仏壇は明るくて一番良い場所にある。
彼は東京が好きだったから、もうしばらくここで同居する。 

朝起きて、線香を上げて、
元気に朝を迎えた感謝と
「あんたは安らかで穏やかでいてね」
と手を合わせる。
夜は
「良い日になったよ。ありがとう」
と伝える。 

今夫も手を合わせている。
何を唱えているのかな?
ただ、チーンと手を合わせてるだけかもしれないし、
何か伝えてるのかも知れない。

客観的に考えると変だ。
この先、いつお位牌を義実家の仏壇に置きに行くのかもわからない。

でも、妙な3人ぐらしは平穏であたたかだ。

#日々の大切な習慣





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