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de10-nano, SoCモジュールで遊ぶ [環境作り編-02]

まずは、手持ち機材が正しく動作するのか?の確認を行ます。
確認するには、Terasic社のサイトから、動作チェック用のmicroSDデータをダウンロードします。

ダウンロードされたファイルは、"DE10_Nano_LXDE.zip" (約800Mbyte)でした。解凍すると"DE10_Nano_LXDE.img"(約3.7Gbyte)となります。
 このmicroSDのデータをmicroSDに書き込み、de10-nanoで起動すると、hdmiまで動作確認が可能になります。
・Windowsで書き込むなら"Win32 Disk Imager"、Linuxで書き込むなら"dd"あたりを使えば、簡単に書き込み可能です。例えばLinuxなら、
  sudo dd if=DE10_Nano_LXDE.img of=/dev/sdb bs=64k status=progress
みたいな感じでしょうか。
 このmicroSDですが、FPGAのデータも入っていましたので、別途の書き込みは不要でした。

手持ちの機材(de10-nano)で無事に表示が出来たので、ハードウエアが正常なのが確認できました。起動時のメッセージでバージョン情報を確認すると、
  U-Boot 2013.01.01 (Nov 30 2016 - 14:21:04
  Kernel: 4.5.0-00185-g3bb556b
  Ubuntu 16.04.1 LTS DE10_NANO ttyS0
かなり古いですね。問題は古いのではなく、再ジェネレートする情報が無い事です。

さて、せっかく起動できたのでaptが使えるかも確認してみました。すると無事に使えました。vnc4serverを入れてホストマシン(Windows10)から繋いてみると以下の感じです。

それっぽく動作しています。手持ちの機材が問題なく動作して良かったです。次に最新のQuartus21.1でコンパイルできるように作業を進めてゆきます。

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