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ゲストティーチャーを呼ぶ時の注意3選


 小学校の教員をしています。自分が授業(主に社会科)で実践してきたことや、日々の学校や子どもたちへの関わり方などについての気付きを発信していきます。みなさんの役に立ったら嬉しいです。よろしくお願いします。


 前回はゲストティーチャーの活用について書きましたが、今回はその続きです。こんな所に気をつけないと効果が半減してしまう注意点を三つ書かせていただきます。ぜひ最後までお読みいただけたらありがたいです。



①.必要感をもたせる


 いきなり「今日は〇〇様に来ていただきました。貴重なお話なので、よく聞きましょう」と子どもたちに言っても、その効果は半減してしまいます。
 子どもたちに「この方のお話は貴重だ」と感じさせるためには、ゲストティチャーを呼ぶ必要感を感じさせる指導が必要です。

②.何を聞きたいのか、子どもから質問させる


 教師側が「今日は〇〇のことについてお話いただきます」と司会をして進めても良いのですが、子どもが必要感を感じているのであれば、子ども自身の言葉で質問をさせるのが良いです。聞きたいことを引き出すために、どのように質問をしたら良いのかを考えることができます。

③.終わった後、何が分かったのかを確認する


 ゲストティーチャーの方のお話が終わった後、子どもたちに「どんなことが分かったの?」と発問して、確認の時間を取りましょう。この問いにクラスの中に答えられない子どもも一定数いることが多いです。
 ゲストティーチャーの方を呼んだ、指導者側の「ねらい」があったはずです。その点をクラス全体で確認して、お話の内容を整理して、クラスの児童全員が、そのねらいに到達できるようにフォローすることが必要です。


最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!もし面白かったら「スキ」や「コメント」をいただけると嬉しいです。自分にとって励みになります。

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