『力の指輪』を観はじめる

アマプラの『力の指輪』を観はじめました。


『力の指輪』の元の話は、大雑把に『シルマリルの物語』の時期であると言えます。が、映像化の正式な権利は得られていないため、アマゾンの翻案という表現が近い、のかな。

私と『指輪物語』と挫折の歴史


小学校の図書館でバクシ版のフィルムブック?絵本に出会い、幽鬼に恐れおののく。評論社のA5判全六巻を読みはじめるが、時々に挫折しながら最終的に挫折し王は帰還しなかった。挫折するたびにボロミアの死闘で涙した。
中学生のころ、HJの指輪物語を友人に貸し与えられ、自分の所有サプリメントと併せてプレイした。ICE設定のナズグルの設定とか楽しかった。
順当に映画版を指輪-ホビットと楽しみ、DOSでmoriaを遊んだりしていた。ロード・オブ・ザ・リングス・オンラインにはまり、turbine版のころに、2アカウントをライフタイム(2万円で一生遊べる)にして数か月後、play to free、Play to earn(拡張パッケージをプレイで稼げる報酬で購入できる)となり涙した。

件のポリコレ問題


MMORPGではナズグルの一人、アルマシエルが女性だった。『ホビット』では女の子エルフ大活躍だったけれど、自分としては問題にならなかった。
今回のアマプラのポリコレ問題は、アマゾンによるポリコレ配慮を、レイシスト問題にすり替えたことと、ファンコミュニティの分断が問題であろうと感じた。(原作ファン、映画ファンと新規層の)
黒人キャストの配役がおかしいといった人の中には、黒人の方のツイートもあったし、言っていることは差別ではなく、アマゾンがポリコレに配慮した作品です、と言い切らなかったことが悪い。だいたいPJ版の設定を重んじることを公言し、製作協力にハーパーコリンズ、ニュー・ライン・シネマとの契約をしたことで、前作を継いだ話になるであろう期待感を作ったのだからアマゾンの自業自得だ。しかも、旧キャストを使ってレイシストを許さない的発言をさせたのは悪手と言える。
※キャストにIMとかで直接、苦言や差別めいたことを言った方は当然悪い。

感想


まだ、2話目なのでなんともだけど。
先ず、ガラドリエル。モーフィッド・クラークかわいい。観ているのが今日だからね、1話目の雪山、2話目の海難と、みてる方側がちょー寒い。
エルロンド、ケレブリンボール。この2人はどちらかと言うと、ウィレム・デフォーよりの人間だ。いや別にグリーン・ゴブリンとは言っていない、オーランド・ブルーム顔が欲しかった。
アロンディル、違和感たっぷり。1話のガラドリエルの旅路とナレーションみたいにアロンディルの帰属するシルヴァンエルフの来歴があればなじみやすかったと思う。だいたい、どこを監視しているのか地図を出しなさい。マークウッドはレベル70くらいでうろつくことができる。
とりあえずガラドリエルのくっころ、が見れるなら、ぜひ見てみたい。



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