こだわりの結婚式を開いたって話
結婚して1年以上経って開いた結婚式
私達夫婦は2022年10月に入籍しました。そして、今年の2023年12月2日に結婚式を開催しました。
入籍したタイミングは自分がバセドウ病という病気を患ったタイミングでもあり、今後の仕事や生活をどうするかでバタバタ。とても結婚式を開くことは考えられない状態でした。
しかし、私の父がお祭りが大好きな人で、結婚式を開くことが念願であり、「頼むから結婚式を開いてくれ」と懇願されました。(笑)
また私たち夫婦はどちらも大学と社会人の最初、一度都会で暮らし、その後Uターンで金沢に戻ってきて、金沢で出会ったという関係。
県外でお世話になった人・仲の良い友達がまとまって金沢に呼べる機会はそうないので、「この機会にみんなであつまりたいねぇ〜」ということで地元金沢で結婚式を開くことを決めました。
「自分たち」らしく結婚式を
準備を始めたのは1年前の2022年12月ごろ。
知人の紹介で北陸でオーダーメイド結婚式をプロデュースしている「Trunk.wedding」のプランナー道官さんをご紹介頂き、お話を進めていきました。https://trunk-wedding.com/
道官さんは丁寧に自分たちの結婚式の思いを引き出してもらい、プランを一緒に作ってもらいました。
お話をしていく中で、私たちが大事にしていることに1つ気づきました。
自分たちは入籍した時はバタバタで、結婚のご報告をちゃんと周りにできていなかったこと。ここが心の奥底に引っかかっていて、そんな話がふと出てきて、、、
そんな話から道官さんから今回はただ祝福をもらうのではなく、「二人が応援され、今後の人生を乗り越えていけるよう励ましてもらう場にしましょう」とご提案頂き、「Yell」というコンセプトで企画を作って頂きました。
そして「地元・金沢」らしい結婚式を
また、県外の人もたくさん金沢に集まる。私たちも地元・金沢が好き。
ということで「金沢らしさ」を全開に!
時期はカニ・ブリがあり一番ご飯が美味しい12月に
金沢ならではの料亭での結婚式、会場を「金城楼」さんで
ケーキ入刀ではなく、ブリ入刀を。ブリのお寿司を振る舞いたい。
引き出物・プチギフトは全て地元のもので揃える
ゲストの宿泊は私たちが働いていた金沢一の民泊施設「旅音」で
こうした好きなことをさせて頂いたのも道官さんにプロデュース頂いたからこそでした。
結婚式を通して頂いた「夫婦としての承認」
当初は結婚式を通して親孝行や、恩師・友人におもてなしをしたい。そんな気持ちでした。だから、みんなで盛り上がって楽しんでもらえたらと。
ただ、終わって振り返ると「おめでとう!」や「がんばれよ!」というお祝いや励ましの言葉をたくさん頂き、その言葉に反応して感動する私たち、なんだか救われたような気持ちになる私たちがいて、「私たちは夫婦であることを周りに承認してもらいたかったんやなぁ」と気づく機会になりました。
結婚式を開くことって大変だし、賛否もあるけど、私たちは家族になるために必要な儀礼・プロセスだったなぁと思います。
こうした「感動体験」を作ってくれた全ての皆様に感謝して、これからの人生歩んでいきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?