死ぬほどつらい子

 

近年、コロナ禍の影響もあり子どもの自殺が増加傾向にあります。

2022 年 1 年間で自殺した小中学生や高校生は暫定値で 514人となり、初めて 500 人を超え て過去最多になったそうです。

経済的・社会的に多くのご家庭が疲弊してくると、弱い立場の子どもたちがさらに大きなス トレスにさらされてしまうのですね。

特に「学校が安全・安心な場でない」と感じている子どもたちがコロナ以後ますます増えて いるように感じます。

ここで数字をあげましたが、この数の中の一人一人に 「死ぬほど苦しい!死ぬほどつらい!」があったのです。


子どもたちのサインをぜひ!見逃さないでほしいものです。

なんとなく落ち込んでいる。
元気がない。
口数が少なくなった。
・・・・何か「あれ?」と感じることがあったら、それとなく言葉をかけてみてください。

もしも「死にたい」の言葉が出たら

「死にたいくらいつらいけどこのつらさが和らぐんだっ たら生きたい。知ってほしいんだよ!」という彼らからの SOS のサインではないかとちょっと 立ち止まって考えてみてほしいのです。

このことは こと子どもに限ったことではなく、追い詰められた気持ちの人たち、
大人たち にもあてはまることかもしれませんね。

「心の叫び」を聴き取る耳を 私たちは持ちたいものです。

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