セシオネット親の会のこと
セシオネット親の会※1で出会った方々の事は忘れることはできません。
この会は杉並区の不登校相談会から発展した不登校の親の会です。
この会とはかれこれ15年以上のお付き合い。コロナの緊急事態宣言下の自粛期間を除き、毎月一回開かれてきました。
そこで出会った「不登校」は一つとして同じものがありません。一人一人状況も子どもの様子も勿論違います。
わが子の状況や困りごとを話すと、少し先を行くお親御さんから「そうそう、そういうこともありました。」と明るい顔で言われます。
参加者は「今は苦しいけど、このままではないのかもしれない。」とちょっと希望が持てたりするのですね。
そして自分の重荷を少し下ろして、「これでまた一か月なんとか過ごせます。」と、ホッとした表情で帰られるのです。
親御さんが周囲から受け入れられ、温かい言葉をかけてもらえるとグッと落ち着くことができます。そして現在の状況や子どもを受け入れることができるようになるのですね。
人から受け入れてもらえた人こそが 自分も人を受け入れることができるのでしょう。
「この不登校の子」を何とかしようと考えるのではなく、周囲の気持ちが変わるとこで子どもの状況にも変化の兆しがみられることは多いような気がしています。
親の会には、今もそれぞれのペースで進んでいる親子の姿があります。
よろしかったら一度顔を出してみてください。
※1 セシオネット親の会:高田馬場で毎週第3土曜日午後2時から5時ごろまで開催の不登校・ひきこもりの親御の会。高田馬場の当事務所で開催している。参加費500円 興味のある方はどなたでもご参加ください。
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