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時間という資源のつかいかた
西村佳哲『自分の仕事をつくる』(ちくま文庫)という本に、次のような一節がありました。
人は能力を売るというより「仕事を手に入れる」ために、会社へ通っている。そんな側面はないだろうか。(中略)
先にも触れたとおり、仕事は自分を社会と関係づける重要なメディアである。日本のような企業社会では、「仕事」という資源はとくに会社に集まっている。(中略)
ところで、私たちが会社から仕事を買っているとしたら、そこで支払っている対価はなんだろう。
それは「時間」である。そして時間とは、私たちの「いのち」そのものである。
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