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対局中、手なりで打ち過ぎないように、考える癖を身に着けるため書いてます。書きたいときに書きます。自己満足です。
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哀15

打7s。
4s一枚切れかつ、3sを切った方が25m引きの時に三色が帰って来る。ここは自摸切りの一手に見える。
しかし、ここでの肝は9sポンとラグ無しという点です。
かなり索子上が高い状況での9sポン。かなり6sが欲しそうな場況で、脇からの出あがりはかなり期待できないのに対して下家は自摸切ってくれる。ダマにしている以上その情報がかなりデカいという判断が一点。

そして9m58p3m4sラグがないとい

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哀14

チー打9m
ドラ5の勝負手。だけど愚形だらけの手で4巡目。そこで親から出た4m。門前でもまだ間に合いそうな手牌ではあるものの、ドラ5で副露進行にシフトできるツモが無いため、これを逃せばほぼ門前進行を強いられる。
そして手牌は、愚形だらけで単純有効牌が少なく、埋まりづらい。かつ、ツモ7sで赤5pが出て行く進行ができるのは効率が悪い。なら愚形を鳴ける進行にしつつ、ヘッドレスなので78m縦も嬉しい。

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哀13

打2s
2sを持って3sを自摸ったところで中をポンして2000点ルートが多い。もちろんラス目の親を蹴れて大きいアガリだと思いますが、それ以上に3着が近くてラス目が遠すぎるという特殊な点況で、放銃が大体2着順以上ダウンになるので、まあまあ痛い。なので中を安牌にしたいので、中に頼る2000点ルートがそこまで偉くないと考えました。
なので本線七対子。サブプラン対々和や1s縦(8000ルートは飛び抽選があ

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哀12

打西
配牌ドラ2の1面子1両面。まぁいい手。
普通は自風残して9mだと思います。しかし私は西を切りました。
9mを残したのは一通があるからと思いがちですが、そうではありません。まずこの手で西を重ねたところでヘッドがない形なので、平和のつかない西を重ねるのは効率が悪く、西ポン進行はヘッドがない割に2000進行になりやすいため、その進行を断ち切りました。

また、西を切って

このように次巡2sを切る

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哀11

打8m
そこそこの手でアガリに行きたい手。8mは5mで受け被りかつ白でダブルバックや打点を狙いたい。ここは白か8mどちらでもいいと思うが、問題は中を鳴くかどうか。
普通は鳴きたい手であるが、私はこの時スルーを検討していた。
まずトップ目でリスクを犯したくない。
かつ、下の初打ダブ東に対面のドラ切り。この中を鳴いて筒子リャンカン残ってるこの手で2000アガリに行くのにどれだけ期待値があるのだろうか。

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哀10

打7pダマ
平和のみ。普通は立直したいところだが、着下の点数的が近くて放銃はしたくない。かつツモっても着順は上がらない。そして三段目。場況も場0枚とは言え良くない。
そして6sツモのタンヤオがおまけ程度にあり、下家が1sをポンしていて役牌が中しかなく、中は打ちたくない。明確に止める牌がある点で、ダマにしやすい状況と見て、ダマにしました。

蛇足

ダウー(´ཀ`」 ∠)

哀9

打2s
発想としては第4回のやつ(https://note.com/shiny_dill485/n/n8bfa440b6128?magazine_key=mf4b0bb4c6946)と同じです。
オリつつ上振れ三色を狙いに行く、という感じです。

しかしドラ1あって1面子。しかも萬子が中膨れ。そこまで悪い手ではないです。何が2sになったのか。
まず愚形いっぱい。これは経験則なので具体的なデータとか

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哀8

打4s
形式聴牌を取る局面。そしてみんながオリてそうな局面。しかし上家は8sチー発進で粘ってそう。
そこでツモ2m。4s単騎でアガれるかもしれないし、ツモ番ないフリテンには取らない……と思いそうですが、よく見れば3mも4mも3見え。こういう2mは結構対子以上で持たれてることが多いです。誰が持ってるかは分かりませんが、上家にポン聴取られたらしんどい状況。でポンされ易いのは2m。つまり絞りの打4sです

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哀7

打9p
上家のラス目からの立直。完全安牌を切るなら中だが、上家の捨て牌が宣言牌がよく分からないけど仰々しい。面子手ならほぼ好形だろうと思ってました。しかも索子上面子ありそうでメンピンドラ1以上かな?と想定してました。着下が上がってくるのは面倒。私はここはアシストした方がが得、と考えました。

ということでアシストの牌ということで私は9pとしました。アシストしたいならワンチャンスの9pより上家にほぼ

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哀6

打西
西家なので西は持ちつつ不要牌である9mを切りたくなるが、ここは西を選択。まず上家が混一色っぽい進行で西の場況が悪め。そして7mの場況が非常にいい。なのでツモ5mの時の二度受け7mがいいと判断しました。
パッと8sも浮かびましたが789三色のプランもあるため、却下。ということで西にしました。

哀5

今回は立直の読みです。
門前は読めないと言いますけど、実際はある程度は読めるのでそこについて触っていきたいと思います。

白9pのモギ5p。フムフム(( ˘ω ˘ *))
滅茶苦茶早そうです。
先ず初打白というのが嫌ですね。ほぼ門前立直打てますよ、という意思表明ですからね。

このデータによると3%くらい和了率上がってますからね。
結構嫌ですね。

そこに2s1mの手出し。( ,,`・ω・´)ンン

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哀4

とある天鳳の鉄強の牌譜から。

ここで実践は打4s。
僕はこの一手を見て、すげぇ!と感動しましたね。私はこういう諦める手組が好きだけどあまり人間がやってるのを見ないので、勝手にシンパシーを感じました笑。

では、なぜ4sなのか。
簡単にいえば手牌価値が低いからです。
1面子とはいえドラは無く、愚形しかない。且つ12244mの形が非常に重い。
あと大事な点は対面で、中、ダブ東の切り出しで、もう字牌が

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哀3

今回はとある鉄強の牌譜を持ってきました。
東発の上家の親立直が入ってのみ聴牌。

ここで打3pの中抜きを選択。

1pはが比較的通りそうで、ひょっこり自摸や26mを自摸れば押し返し立直!!!と言ってひょろっと1pくらいはとプッシュしてしまいたいところですが、その期待値がどの程度追えますか?という話です。

まず26mをツモるよりも遥かに危険牌をつかむことが多い。かつ26mでピンフになったところでピ

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哀2

打4p
一旦字牌を整備や間取って1mを切りたくなるところだが、4pを切った。
先ず8mが4見えでヘッドが存在するため、4pを二枚持ってる必要が薄い。
また、3pを二枚使うプランのため、もしくは7mなどの8m横伸びがあるが、この局面の問題ではなく、対面の中86sの手出しが結構早そう。さらに親のダブ東3mの切り順がかなり早そうに見える。そのためこの状況は2件聴牌になりやすく、手牌価値も微妙。ここは安牌

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