哀3


東ポン打6m

今回はとある鉄強の牌譜を持ってきました。
東発の上家の親立直が入ってのみ聴牌。

ここで打3pの中抜きを選択。

1pはが比較的通りそうで、ひょっこり自摸や26mを自摸れば押し返し立直!!!と言ってひょろっと1pくらいはとプッシュしてしまいたいところですが、その期待値がどの程度追えますか?という話です。

まず26mをツモるよりも遥かに危険牌をつかむことが多い。かつ26mでピンフになったところでピンフのみで親リーに歯向かうのか?という話もあり、期待値の話かなり元が取れない。ならこの1pプッシュの5%ほどの放銃抽選の価値ありますか、ということです。
そして大事な情報として下家にポンが入ったという点、この立直は流局の次に横移動が嬉しい局面。3pを下家にアシストさせて戦わせるという考え方もある。押し引きに迷ったら副露が入ってるかを情報にするといいです。


蛇足

時が戻って4巡目。
ここは6sを切りまして、4pくっつきを見て良形を作りたい。これはいいですが

この局面、1pが5pの牌姿(35789m1234p44667s)は

序盤:35m
中盤:6s
終盤:1p
切るのがいいとされてる牌姿です。(現代麻雀技術論p50の牌21)

要するに序盤はリーのみにならない手に振ったっていいということです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?