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あなたの食べている魚はニセモノ

安いネギトロはアカマンボウ?

 みなさんはネギトロの“本当”の原材料はなにかご存知ですか?

 もちろんマグロです........が、私も含め皆さんが日頃食べている安いネギトロは原材料がまったく違った生物である可能性が大いにあります。

 ではその生物とは一体何か?

 正体はコイツです。☟☟☟

アカマンボウ
(national geographic より)

 アカマンボウは深海魚で大きいものだと体長は2m、重さは200kg以上にもなる大型魚です。

 体表は銀色で全体的に白い斑点があり、ヒレや尾が赤いのが特徴です。

 ちなみに見た目はほぼマンボウですが、分類上はあのリュウグウノツカイの同じだそうです。

 私が思うに国産のマグロを使わず、外国産のアカマンボウを使うのはおそらくコスト削減が目的だと思います。

 ですから一皿100円のネギトロは確実にアカマンボウが使われていると言っても過言ではないので私は絶対に食べません。

 ただマグロの代わりにアカマンボウを使うだけならまだしも、アカマンボウはマグロのようには美味しくないので、食品添加物を大量に入れて味を整えています。

 ネットリ感を出すためにショートニングラード(豚の脂)を入れたり、味をよくするためにアミノ酸を使用したりしてます。

 機会があればスーパーのネギトロの原材料を確認してみてください。

 様々な添加物の中に必ず植物油脂とアミノ酸が入っています。

 他にもこのような例がたくさんあるのでここからは簡単にザッと紹介していきます。

タラ→銀ダラ


銀ダラ

 名前は銀ダラですが、遠洋のアメリカ・カルフォルニア沿岸の深海で採れる魚で、タラとはまったく違う生き物です。

 味もタラとはまったく違うそうです。

ムツ→銀ムツ(マジェランアイナメ)


銀ムツ(マジェランアイナメ)

 こちらも名前は銀ムツとなっていますがムツとはまったく関係のない魚。

 主にアルゼンチンやチリなどの南半球の深海に生息する肉食魚。

 正式名称はマジェランアイナメといい、人間が消化しにくい脂が大量に含まれているので、一気に食べると下痢になる恐れがあります。

 個人的に「銀」と名前に付くと魚のランクが上がったように感じてしまうのでやめてほしいです。

白身魚のフライ→ナイルパーチ

 

ナイルパーチ

 ナイルパーチはアフリカの大型淡水魚で白身魚としてよく出回っていますが、特に名前を付けられることはなく、主に白身魚フライに加工され、安価な弁当や給食、ファミレスなどで使用されています。

 これから安価な白身魚のフライを食べるときはナイルパーチのフライだと思って覚悟して食べましょう。

穴子→ウミヘビ


ウミヘビ

 ウミヘビは穴子より少し臭く、脂質も悪いのでおそらく添加物などの処理が施されているのは間違いないです。

 安い穴子もなるべく避けるようにしましょう。

 紹介は以上になります。


終わりに

 私の思いとしてアカマンボウやウミヘビを売るのであれば名前を誤魔化さずに売って欲しいです。

 このような事実を知ってしまうとお寿司屋でネギトロや穴子を食べるとき、今まで通り良い気分で食べることができなくなるのが少し寂しいですね。

 皆さんはこのような事実を知ってどう思いましたか?

                                                                     今回は以上になります。


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