G-durスケールの前に、目当てとポイントのお伝え【藍原ゆきのヴィオラダガンバレッスン⑫】

【藍原ゆきのヴィオラダガンバレッスン⑫】
G-durスケールの前に、
目当てとポイントのお伝え

G-durのスケールは
一番上のフレットを使わず
最高音を1弦の4までで作っているので
ファーストポジションの例として
用いやすい。

実演の前に
何点か確認しておきたい。

スケールは
見栄え良く、早く弾くことは
重要ではない。

大切なのは
楽器をきちんと鳴らして
滑らかに弾くための響きと支えを作ること。

ゆっくり、楽器の響きを確認できる速さで
弾いていくこと。

各弦、開放弦と
その下の弦、4もしくは3の指で押さえた音と
高さが同じ箇所がある。
その場合、両方使用して
スケールを弾いていくこと。

鳴りやすいからといって
開放弦のみを使用すると
同音で4もしくは3の指で押さえた箇所が
いつまでも使えなくなる。

また、開放弦を使わないと
豊かに鳴らすためのチャンス音を
スケール内に取り入れられなくなる。

5弦の開放から始めること。
豊かな倍音を持つ、
低弦から始めることにより
楽器全体を鳴らすことができる。

練習前にスケールを弾くと
滑らかに鳴るように
温めることができるし
楽器の調子を知り
コンタクトを深めることに繋がる。


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