![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118686583/rectangle_large_type_2_ad0011c4722f68c6b06e47651f2a788f.jpeg?width=1200)
遊漁券について
大半の河川では、釣りをする場合遊漁券が必要になります。
遊漁券の種類
ここで、東京・奥多摩川を例に遊漁券の種類を紹介します。
遊漁券は釣りの対象魚によって分類されています。また、1年間有効の年券と当日限り有効の日券があります。
●やまめ・いわな・にじます
・年券:6000円 ・日券:2000円(現地売り3000円)
●雑魚
・年券:2500円 ・日券:500円(現地売り600円)
「現地売り」とは?
現地売りとは、釣り場で漁協の監視員から遊漁券を購入することです。
現地売りで遊漁券を購入する場合、前売りよりも高額になります。
この意味は、予め遊漁券を購入せずに釣りをしていた≒密漁行為とみなし割高に設定しているものと解釈できます。
それでも現地売りで買えば良いのでは?
遊漁券を買うために、釣具屋などの販売所を探し訪ねるのは少々手間がかかります。
また、実際に川で釣りをしていると、漁協の監視員(監察)に会うことはほとんどありません。
すると、次のように考えが湧き起こるかもしれません。
「どうせ監察は来ないから、券は買わないでいいや」
「もし監察が来たら買えばいい」
遊漁券が有料である理由
各河川の漁協は、遊漁券による収入を原資に魚の放流や漁場管理を行っています。さしずめ、遊漁料はその河川で釣りをするための利用料なのです。つまり、遊漁券を買わずに釣りをするのは、釣り堀で利用料金を支払わずに遊んでいるのと同じということです。
釣り人も見ている
前述したように、監視員の巡回に会う機会は滅多にありません。しかし、他の釣り人と競合することは多々あると思います。
この時、遊漁券を持っている釣り人が持っていない釣り人を見たらどう思うでしょうか。
「こっちは真面目に金払って券買っているのに、券を持っていない奴が釣りをできるのは不公平だ」
「券を買っていない奴にポイントを取られた」
頭にくるのは当然です。ポイントが競合した場合、ケンカになるかもしれません。
このように、遊漁券の有無は他の釣り人も見ています。監察が来ないから買わなくていいという発想は危険です。
コンビニで買える
最近は、コンビニで遊漁券を購入できる河川が増えてきたようです。
また、”つりチケ”というサイトでインターネットで購入できる河川も増えているようです。
ただし、全河川に対応しているわけではないので、事前に調べておく必要があります。
まとめ
河川で釣りをする場合、必ず遊漁券を買いましょう。
ホームグラウンドであれば、最初に年券を買ってしまえば済む話です。
各漁業協同組合には、もっと監察を強化してもらいたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?