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【株忘備録】日本KFC(9873)TOBへ

2024/5/20ケンタッキー・フライド・チキンTOBのニュースが飛び込んできた。買い付け価格は1株6500円とのことだが、つい半年前までは3000円程度の株価だったので、短期間で価値が2倍以上になったのである。

初めて買った個別株

筆者にとって、日本KFCは初めて買った記念すべき個別株である。毎週ケンタッキーのチキンを買っていて愛着があったし、株主優待券が魅力的だった。
2021年11月に購入した時の株価は2850円程であった。2023年秋、さらに200株買い増しした。この頃は、株価が3000円を超えた程度で小躍りしていた記憶がある。

突然株価が暴騰

2024年2月末、突然株価が跳ね上がり4000円台に突入。この時、筆者はすぐ戻ってしまうんじゃないかと狼狽し、3925円で100株売却している。
この直後、筆頭株主である三菱商事が撤退するニュースが流れた。

その後の株価の推移

三菱商事が保有株を誰に引き渡すのか、音沙汰がないまま春を迎えた。チャートを振り返ると、その後もグングン株価が上昇している。

筆者はどうしたかと言うと・・・

しかし、筆者は4月上旬に持っていた200株を売却してしまった。
株価が上がり続けている中で、なぜ手放したのか?当時を振り返ると、多分以下のような感情だったのだと思う。

〈利益を取りたい欲〉
・株価が購入時の1.5倍になっており、30万円もの大金を利益確定できる。

〈損失を抱えることに対する恐怖〉
・筆頭株主の株売却の話が上手く進まなかった場合、株価が暴落する
 可能性がある。

KFC株価の推移と売却時点

結果(タラレバ)

KFCの300株を売買し、約34万円のキャピタルゲイン(税引き後)を得ることができた。しかし、もし今回のTOB成立まで我慢してホールドできていたら・・・
プラス85万円(税引き後)  ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
要するに「35万円を取りに行って、85万円を取り逃した」ということである。

まとめ

株は後から振り返れば何とでも言えるものである。今日時点では「株を売らずに持っていたらなあ」と語れるが、現実はそう簡単にはならない。そういった教訓を身をもって得ることができた。プロ投資家は見抜けるのかなあ?
しかし、大魚を取り逃した感はありつつも利益確定はできた訳で、一定の成果が得られたことは事実である。



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