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日商簿記3級を受験した件

はじめに

絶賛休職中で暇なので、資格でも取ってみようかと。
簿記は資格の価値云々よりも、お金とモノの動きを知る上で学んで損はないという話もあり、まずは簿記3級を受けることにしました。

受験の結果

最初に受験の結果を書いておくと、無事”合格”できました。なお、ネット試験方式で受験しました。
スコアレポートは以下のとおり。

・第1問:45点(45点)
・第2問:11点(20点)
・第3問:31点(35点)
  合計:87点(100点)
()は満点。合計70点以上で合格

勉強時間

参考書を買ってから受験日まで、ちょうど1ヶ月間でした。途中体調が悪くて1週間程度全く勉強できない期間があり、トータルの勉強時間は70~80時間くらいでしょうか。気が向いた日は、3,4時間勉強できました。なにせ時間が有り余った生活を送っているので、物理的には余裕がありました。

試験の難易度

実際に受験してみて、簿記3級の難易度は低いと感じました。しかし、どの資格にも共通することですが、無勉強では絶対合格できないと思います。
例えば、「借方・貸方」なんて1ヶ月前まで聞いたことがない用語でした。また「資産・費用・負債・収益・純資産」のホームポジションも然り。日常生活では聞いたことがない用語のオンパレードなので、始めは多少抵抗があります。しかし、参考書に目を通せば難しい話ではないので、問題演習を繰り返せば定着は容易と感じました。

ネット試験について

試験方式には一般試験とネット試験があります。私はネット試験をお勧めします。なぜなら、一般試験は年間で3回しか実施されず、合否発表も受験日から時間を要します。一方、ネット試験は受験したい日時を自由に選択することができ、試験の合否もその場でわかります。もし不合格となってしまっても、数日後に再挑戦することも可能です。
ちなみに、ネット試験を受けるとA41枚の試験結果(得点内容)を受け取ることになります。綺麗に保存したい方は、クリアファイルを持参しましょう。なお、合格証は試験結果に付されたQRコードを読み取ってPDF形式で授与されます。私は帰り道に速攻でコンビニに立ち寄り、ネットプリントで出力しました。

攻略法

インターネットや動画、参考書にも書かれていますが、私も”仕訳”が重要だと思います。仕訳が理解できていないと、簿記の話が進みません。
また、試験の第1問、45点分・15題が仕訳問題ですが、試験直前期の練習でも満点を取ることは難しかったです。限られた時間の中で回答する必要があり、どうしても1,2問ケアレスミスが発生してしまいました。
なので、仕訳の仕組みが理解できたら、何度も演習を繰り返し、完璧に正答できるように完成度を高めましょう。

電卓について

試験では電卓の使用が認められています。言うまでもなく、電卓は必須です。私は表題の写真のような小さな電卓を持っていきましたが、本番中何度も打ち間違いをしてしまいました。電卓は打ちやすさと見やすさを踏まえ、大きいものを使用しましょう。

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