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過去(閲覧注意表現あり)

【言葉と刃物と友達と 】

1100文字に思いを込めて







僕は中学の時リスカをしてました。
始まりは中1の時です。
何となくやってみたら癖になってしまい、辛い事や悲しい事きつい事があった時に血を見て発散していました。元々僕には自傷癖があり、身体を傷付けていたのが鈍器から刃物に変わっただけと単純に考えていました。ですが、鈍器と刃物では大きな違いが1点だけありました。それが血です。腕や脚を殴っても血は出ません。ですが、切るという行為は血を見ることが出来ます。僕は切って痛みを感じる事で発散しているのではなく血を見ることで発散してしまうようになっていたのです。対処法がなく、傷が増え続けました。

そこから中2に上がり6月2日から僕は不登校になりました。因みに画像がその時の写真です。
苦手な子が転校してきたのが理由です。6月1日に吐き気を感じ早退。以降欠席おかげで僕は外的ストレスを感じなくなりリスカが収まりました。食欲と引き換えに。
僕は今でも偏食で食事が苦手です。それがピークに達し食べたら吐くを繰り返したため、好物の野菜しか口にしなくなりました。朝食は主にレタス3枚。千切りキャベツ一掴み。昼食は米夕食は少量の肉と野菜と米。←食べたら吐く
こんな生活を続け僕の体重は43kg程度から約3ヶ月程で39kgまで減りました。
それまでの自殺未遂回数推定8回。主に首吊り4、入水1、煉炭1、OD2 etc.
11月頃に普通に通えるようになりました(多分)
リスカ再発。友達(男)にバレます。ただ、1番の救いは体育着の中に長袖があったことです。
そこから学校で泣いて過呼吸を起こしても学校を休まない鋼のメンタルを手に入れることが出来ました。(過呼吸の話はまたいつか出来たら嬉しいです)

何となく社会復帰を果たし、中3に上がりました。1番楽しかったです。メンバーが良い。
後輩ズとも仲良くなって友達になれて良かった
ただ、修了式の掃除の後に僕が付き合っているという噂を流されていた事を知ったという事実はどうしても納得が行きませんね。しかも二股らしいです。その時はフリーだったからよかったけど……

中学生3年生の一生に一度しかない卒業式の日
友達2人と僕だけ泣きながら教室に戻ってきて、先生の挨拶やらを聞き終わったあと一緒に戻った隣の席の、僕がリスカをしていることを知っている友達(男)から左手を握られながら、「次したら友達やめるからね、約束だからね」と友達の少ない僕に言ってきて、それだけは嫌だったので「分かった」と言ってしまってから、僕のリスカは完全に無くなりました。

呪術廻戦風に言うと僕は彼に呪いをかけられました。とても優しく、暖かい呪いを。

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