分数ヴァイオリンの選び方
ヴァイオリンの選び方には2パターンあります。
その① 子どものための分数ヴァイオリンの選び方
その② フルヴァイオリンの選び方
まずは子どものヴァイオリンについて
子どもは分数ヴァイオリンを使います。
ピアノと違い、身体の大きさに合わせて何度も買い替えがあります。
子どものためのヴァイオリンはどんなことを意識して作られているか、というと
①丈夫であること
②音がよくなること
この2点です。
ヴァイオリンの表板はスプルースという柔らかいマツの木でできています。それらのパーツを膠でくっつけています。
ぶつけることや落とすことが多い子どものヴァイオリン。なるべく強くするように作られています。特に表板は厚めに頑丈に作られています。
また分数ヴァイオリンは
本体が小さい上に、弦もかなりゆったりセットすることになるので張力が低く、大きな音が出ません。さらに表板は頑丈に作ってあり、音が鳴りにくいのです。この三重苦の状態でとにかくか弱い音になりやすいのです。
このなりにくい分数ヴァイオリンという楽器をなるべくなりやすくしてくれているのがピグマリウス。
お値段はするけども、楽器本来の楽しみを味わいやすいです。
ただし購入サイクルの早い分数ヴァイオリン。
正直使えればなんだっていいような気がします。あとはどこまでの熱量を持ってやるか次第ですね。
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