記録(2023/9)
書籍
『ボヴァリー夫人』フローベール(芳川泰久訳)
『言語表現法講義』加藤典洋
先月の『新古今の惑星群』とは違った方向で、この本も自分にとって大切な一冊である。新日本古典文学大系『謡曲百番』『梁塵秘抄 閑吟集 狂言歌謡』
『日本文化のかくれた形』加藤周一・木下順二・丸山真男著 武田清子編
『憂世と浮世 : 世阿弥から黙阿弥へ』河竹登志夫
『カズオ・イシグロの世界』小池昌代ほか
『特急二十世紀の夜と、いくつかの小さなブレークスルー』カズオ・イシグロ
『老いと踊り』中島那奈子編著
『客席から見染めたひと』関容子
少ないが、月始に角川賞を頂いて慌しかった事による。その意味では角川短歌のバックナンバーも多少読んだ。
舞台
全日本郷土芸能協会「日本の郷土芸能大祭」(9/2分)
塩津能の会「西行桜」「花筐」
狂言「川上」(野村万作)も印象深かった。銕仙会9月定期公演「盛久」「車僧」
盛久、よくできた曲である。現在物の劇能の魅力が存分。東京能楽囃子科協議会 定期能「天鼓 呼出」(袴能)ほか
国立劇場9月文楽公演「曽根崎心中」
道行を聴く(観る)つもりで行ったが、むしろ天満屋の段が一番面白い、と感じられたのが発見だった。日本全国能楽キャラバン! 明野公演「百万」
みやざきの神楽 国立能楽堂公演(椎葉村 栂尾神楽)
国立劇場歌舞伎公演 通し狂言「妹背山婦女庭訓」第一部
ほか、「さらば、わが愛 覇王別姫」を観る、琵琶湖まで行って竹生島を詣でるなど。
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