「創業者」の見本のような人

読売新聞朝刊に毎週土曜日でしょうか、「追悼抄」というシリーズがあります。直近で亡くなられた著名人に関する記事なのですが、以前テレビ東京系「カンブリア宮殿」でお見かけした矢野博丈氏…大創産業創業者…が、本日(4/27)取り上げられていました。氏の一生を姓名判断で観てみました。

記事によれば、国内市場1兆円に達する100円ショップ(=100均)の草分け的存在の「ダイソー」を展開する〈大創産業〉を創業し、消費者に身近な店に育て上げた立役者、ということになるでしょうか。

矢野博丈
【遺伝】16、【対人】8、【本能】15、【本質】23、【天命】31

典型的な創業者タイプ、とでも言えそうな強力な名前です。お持ちの1・3・5・6・8系列の画数は全てがいわゆる「吉数」であり、しかも5種類全て異なっているため能力の幅が広い。しかも5系列は異郷出世運。若い頃は9回の転職を経験し、夜逃げまでした経験があるそうですが、その経験は5系列から見ればプラスでしかありません。【天命】が31画という、意志力強固な挫折知らずで自由業に向く頭領運なので、自分で事業を興すのに向いています。

しかも〈事業家運〉である8画までも【対人】(=仕事運)に持っていて、創業をサポートしています。また、【本質】が3系列の23画。並外れたバイタリティーと優れた言語能力を持つ〈口八丁手八丁〉の人気者。3系列は生来楽天的、しかもコミュニケーション好きで知識欲が旺盛な知恵者です。

なのでこの人は、とにかく創意工夫が大好きで、それを仲間と創り上げることが何よりも生き甲斐だったと思うのです。それを裏付けるように、元専務の『バッファローの群れを率いるように社員も協力メーカーも引き連れて先頭を走り、先のことをいつも考えていた』との言葉が、記事中に見えます。

【遺伝】には16画があり、真面目で人のために役立とうという気性は、矢野家の家系です。【対人】の8画は事業運と同時に生真面目な性格をもたらし、氏のインタビューの中で謙遜した『自分のセールス力がゼロなもんで、商品力を高めるしかなかった』という言葉に、真面目さが表れています。

今や生き馬の目を抜く100均の世界で常にトップ企業であり続けたのは、創業者の矢野博丈氏の、謙虚で研究熱心で諦めない心があればこそ、でした。
                                合掌

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