リニア27年断念の責任

JR東海が去る3月29日、リニア中央新幹線の2027年開業目標断念を発表しました。未着工の静岡工区を巡る議論が長期化し、工期短縮も難しいと判断したため、とされています。(3/30付け・読売新聞朝刊)開業の大幅な遅れが確定したことで、沿線の開発計画への影響も避けられないとのことです。

以前アメブロ版のブログ「3足の草鞋」にも書きましたが、静岡県の川勝知事が様々な《イチャモン》をつけて工事開始を妨害し、リニア開業を悪意を持って遅らせているのです。目的はおそらく中国のリニア開発を先に完成させ、中国が世界中にリニアを売り込むことが出来るよう協力しているのだと思われます。何故かと言うと川勝知事が〈筋金入りの親中派〉だからです。

彼のこれまでの行動から、このことは周知の事実なので特に説明の必要はないでしょう。また《イチャモン》と言い切るのは、静岡新聞元記者の小林一哉氏の著書【知事失格】~リニアを遅らせた静岡県知事川勝平太「命の水」の嘘~(飛鳥新社刊)を読んでいて、その内容を信頼しているからです。

最近、「工期の遅れは静岡工区だけではない」とか、「JR東海は全てを静岡のせいにしている」などと、川勝知事や静岡県の擁護をする記事などをネットで散見するようにもなりましたが、明らかに川勝知事派の人が書いているのでしょう。大規模な工事となればあちらこちらで予期せぬ問題が起き、遅れが生じるのは珍しい話ではありません。そんなモノは織り込み済みの話。

問題なのは、全くのデタラメの話をでっち上げ「62万人の命の水を守る」などと県民に向け大嘘をついてまで、国家的な事業「リニア中央新幹線」の邪魔を何年にも渡って邪魔してきたこと。しかも信じられないことにその川勝知事を支え一緒になってリニアを邪魔している勢力が、県議会にも静岡県庁内の職員にも大勢いるのだとか。リニアの〈敵〉は川勝知事だけではない。

リニア中央新幹線の役割は多岐にわたります。東海道新幹線のバイパスとしての役割。沿線自治体の開発への寄与。東海道沿線のビジネスへのタイパ向上効果。東南海地震などで想定される交通障害への対策。旅行・観光業界への底上げ効果。…などなど、数え上げたらきりがありません。だからこその国家的な事業なのです。工期の遅れはJR東海という事業母体企業の財務にも悪影響を与えることになり、その影響は計り知れないと言えるでしょう。


沿線自治体の中で、一人静岡県だけに特別なメリットがないからと、県民に大嘘をついてまで開業を邪魔する権利など最初からある筈もなく、もはや国に対する犯罪行為と言っても過言ではありません。そしてそんな知事をその職責に留まらせている静岡県民にも責任の一端はあると私は思っています。

静岡県
【天命】(=総画数) 40     ※県は本字(縣)での画数16画で算出

40画というのは、「破瀾運」とも「三日天下運」とも言われます。実力はあるのだが、何故か人望を得られず、結局は不運に見舞われるという数意。このままだと川勝平太知事とその取り巻き・支援者達のせいで、下手すると日本中から嫌われることに…そんなことに、ならなければ良いのですが、ね。






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