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なぜあなたの塾選びは失敗するのか

I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.

私は失敗したことがない。ただ1万通りの、うまく行かない方法を発見しただけだ。

トーマス・エジソン


エジソン的に考えると、塾選びにも失敗なんてない。ということになる。

『自分に合わない塾を発見しただけだ。』


塾は世の中に本当にたくさんあるので、
一度入った塾でうまくいかなくても、気にせずまた塾探しをすればいいと思う。


でも、この

『自分に合わない塾』

という部分。

ここについては一度腰を据えて考えてみる必要がある。
それは、どんな塾が『合う』のかについて解像度を高めるということ。


エジソンだって、

1万回の実験の中で、ただ単に電球が光るか光らないかという点だけをチェックしてたわけじゃないはず。

電球の進化に重要なのはフィラメントの改良であるという仮説のもと、
様々な素材の特徴を分析し、試行錯誤し、結果を考察する、みたいなプロセスをそれこそ1万回も繰り返してようやく白熱電球の完成にたどり着いたわけです。


同じように考えると、

この塾合わないな、と思ったときに
なんでその塾が合わなかったのかという問いに答えられなかったとしたら、
”その塾1社”が合わないということだけが発見です。
(もっというとその時の”講師1人”かも)



それだけでも十分な発見かもしれないけど、もし、

『授業中に気軽に質問できない雰囲気だったからついていけなくなってしまった』

『宿題で分からないところがあったら授業日以外でも対応して欲しかった』

など、コレはパッと考えた例でしかないけど

なんで合わなかったのかのパターンを発見できれば、
それは次の塾探しにも活かせる発見になる。


さらに言うと、

最初の塾探しの段階から、
合わなくて辞めるというシナリオを考えていいと思う。


そして、それを塾側にもぶつけてみる。


塾は勉強を教えるプロフェッショナルなわけだから、

どういうパターンで生徒が塾をやめるのか、とか
何がきっかけで授業についてこれなくなるか、とか
伸びる生徒と伸びない生徒は何が違うか、とか

過去の実績と経験をもとに、素人が考え得る以上のことを知っているはず。

だからそういうプロの考えは入塾前に一度聞いておくべきだし、


辞めるシナリオについても、例えば3ヶ月で偏差値が10伸びなかったら辞める、みたいなシナリオをぶつけてみたら


それは〇〇な理由で現実的じゃないから、もっと■■というシナリオで考えるべきだ、みたいなアドバイスをもらえるかもしれない。


塾と家庭の関係は、単なるお店と客という以上に、
子供の成長を支える1つのチームみたいな捉え方もあると思っているので、


この塾合わないから辞める


ではなく


本音ベースで建設的な議論ができるのが望ましいなと。
(そういう塾ってあんまりないんですかね・・・?)


もし自分が塾を選ぶとしたら、
そういう相談とか議論ができるところを選びたいものです。
(というかそれがないと決められない)


p.s.

この記事を読んでくださった方で、塾選びでこういうところに悩んでいるみたいなところがあれば、ぜひコメントでお聞かせいただけますと幸いです。

何卒。

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