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産業医面談をした話

プロフィールにもあるとおり、私はいわゆるワーママ。
一般企業でフルタイムで働いている。

今回の病気を機に、治療のため休職したい旨を人事と調整していたところ「産業医面談を受けてください。」と言われた。
産業医面談・・・制度としてあるのは知ってたけど、これまで受けたことないな。

私個人の勝手な印象だと、どちらかという残業のしすぎで身体をこわしたとか、メンタルが弱っている時に面談して、アドバイスをもらったり業務上の配慮をしてもらうようなケースを想定していた。
既に病院で病気と診断された際に(病気の原因が仕事にあるわけでもないし)、産業医と面談するという頭がなかったのだ。
人事曰く、弊社では病気やケガといった療養目的の休職の場合、産業医面談が必須となっているとのことだったので、じゃあ受けますと受けてきたわけである。

感想としては、思っていた以上に有意義な面談となった。
特にありがたかったのは以下。

  • 休職後、復帰する際のアドバイスをもらえる
    →病院でも就業に関するアドバイスはもらえるが、具体的にどんな業務で会社にはどんな制度があって・・・ということまで把握している産業医と話す方が私の場合は圧倒的に役に立った。

  • 社内の細かい手続きルールが確認できる
    →人事が提供している情報サイトにある程度の情報は掲載されているのだが、調べれば調べるほど「このケースの場合どうなる?」といった、重箱の隅をつつくような細かい疑問が次々出てくるのである。細かすぎて、メールやslackで聞くには説明がだらだらと長くなり、整理するのも一苦労。
     弊社の産業医は、そういったルールも把握していて、私が持っていた疑問にほぼほぼ答えてくれ、かなりありがたかった。

  • 同じような病気になった人のケースが聞ける
    →弊社は小さい会社ではないため、おそらく他にも同じような病気で闘病されている方がいるであろうという予想はしていた。その方々が、どういった休み方・働き方をしているのかというのは非常に気になるところだったし、これは産業医だからこそ聞ける情報だろうと。
     私が懸念していたのは、抗がん剤の治療期間中のこと。こればかりは、やはり副反応がどう出るかは人による・薬によるとのこと。副反応があまり出ないタイプの人は、業務しながら続けている人もいるとのことだったし、そういった場合にどういう制度が使えるかといった話も聞くことができた。

とりあえず、聞けたいこと聞けたし、休職手続きの目途も立ち一安心。
休職中も、定期的に産業医面談を実施するらしい。思った以上に手厚くてびっくり。

なお余談だが、健康診断のその場で要精密検査と言われ紹介状を書いてもらう、というのはレアケースらしく軽く驚かれた。
そうだよね。でもそのおかげで、このスピード感で治療に臨めているので、健康診断で伺った医療機関には感謝している。

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