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レインツリー

「ずっと子どものままじゃいられない」

昔に読んだ有川浩さんの'レインツリーの国'っていう本をもう一度読み返してみた

そうしたら昔よりはちょっと成長しているのか、その時感じなかったその感情が出てきた

子どもはいい意味で先を考えずに行動する

そしてその行動が大人になっていく上で取っ掛りとなることもある

読んでいるとふと自分の
前に付き合っていた人とを重ねてしまう

やっぱり恋愛小説ではあるあるだよね


私はまだ高校生でまだ子どもで
彼は2個上の言うなれば大人だった

やっぱり似た者どうしでも、
年の差が2個でも

子どもと大人っていうレッテルがあるのかも

彼は先のことまで考えていたから別れを選んだ

でも私は子どもで
今のことしか頭になくて

別れっていうものになんて言うんだろう、
すごい言葉に出来ない感情を抱いてた

だけど今考えるとあれでよかったのかなって。

あの時こうしてたらなにか変わってたかなとか、
なんでこうなったんだろうって思うこといっぱいあるけど

きっと私が大人にならなきゃいけないから
子どものままじゃいけないから

ふたりはこういう選択をしたんだと思う

ここからはちょっとだけ本の感想も交えて話すね

どれだけふたりの感性や価値観が似てても
やっぱりどっちも人間だからお互い譲れない部分があるよね

それはふたりが全く違う人だからしょうがない

その違いをどれだけ愛せるか
どれだけ許してどれだけ譲れるか

お互い違うところに向かって行くからこそ
離れなきゃ行けないことも回り道しなきゃいけないこともある

別々の道でもたまに、彼頑張ってるかなって

たとえ別れてもお互いが成長するために

この道しか無かったんだって

そう、前向きに考えて大人になって生きたい

だけどやっぱ難しくて
つまずいてしまう

そんな時に彼の存在が
私の一歩を踏み出す力になって行けばいいと思う


たとえもう会えなくても

あなたが私のことを忘れていても

周りから批判されても

自分の意思だけは曲げないで。

あなたはあなたのままでいいんだよ

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