コミュニケーションのコツが詰まった本

タイトルで損をしている本。中身は良い。

真に頭のいい人は賢いふりではなく、〝知らないふり〟ができる人なのだ

謙虚さ。知ってることをPRしたって、相手の役に立つとは限らない。そもそも相手に気持ちよく喋ってもらう方が、結果的に得になることが多いのだ。

コミュニケーションにおいて〝話が上手になること〟よりもはるかに大切なことがあります。それは〝承認欲求をどうコントロールするか〟 です

他者は褒めつつ、自分は「なんでもない人間です」という顔をするのが、コミュニケーション強者の態度であり、知的で慕われる人の態度です。

では人はどのようなときに、他者を承認したくなるのでしょうか? それは、〝親切にされたとき〟 です。 つまり、結果を出した上で、他者に親切にできる人が、他者から承認を得て、信頼されるのです。

コミュニケーションの強者は、承認欲求を満たしてもらう側ではなく、承認欲求を満たす側に回ることで、上手に信頼を得るのです。

与える側になる。これは情報のことではなく、承認のことなのだ。立場の上下は必ずしも関係ない。

「傾聴」の思考法 アドバイスするな、整理せよ

「相手の話を整理する」とは、相手の話から余分な情報を捨てて、判断に必要な情報だけを残してあげる行為、と言い換えられるでしょう。

ちゃんと考えるとは、突き詰めれば、人を動かすアウトプットを生み出す

人が本当に動くのは、自発的に自分で判断するときだ。そのために出来ることは、情報の取捨選択を助け、道を分かりやすく見せること。




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