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SOPHIA -僕はここにいる-


今年、9年間の活動休止を経て、SOPHIAというバンドが完全復活する。

それを、MICHAELのライブ生配信を見ていて、松岡充のまっすぐな言葉で知らされた時、もうほんとに、崩れ落ちた、泣いた、号泣だった。夕飯の支度をしてたけど、もうそれどころじゃなくて、涙が止まらなかった。

SOPHIAの活動休止を繋ぐかのように始まったMICHAELが急に終わるというニュースから、多少の期待はあったけど、ほんの一瞬の希望と、真逆の予想も同時に思い浮かべた。宙ぶらりん状態の活動休止という言葉が完全な解散という形に変わるということもあるのでは?あるいはSOPHIAという活動が再始動したとしても、もうあの5人が揃う形ではなくなっての再スタートになるとか…もう、なんだか期待があまりにも大き過ぎて、それが叶わなかった時の哀しみから耐えるために、逆に諦めることに慣れてきてしまってたという。

正直、MICHAELも当初はジルくんとトモくんと5分の3人で始まった時には、少し安心してたのに、程なくしてトモくんが脱退して、そこで心折れてた。MICHAELの音楽もどうしたってSOPHIAとは別のものだったし、ライブにも行かなかった。

けど、コロナ禍もあって、配信ライブで観れるということで、気持ちが動いて、見ることができた。

ただ、活休前から、松岡充の舞台俳優、ミュージカル俳優としての活動は応援していて、やっぱり特にミュージカルでの歌唱を聴くと、一瞬にしてその彼にしか出せない世界があって、大好きで、そのときだけは、SOPHIAのウタゴエを聴いてる時と同じくらい感動があった。

そしてそんな歌声に触れるたびに、あぁまたSOPHIAのライブで彼の詩が聴きたいと想いが募っては切なくもあった。

SOPHIAのかけらはずっとそこにあった。

ラスボス小林幸子さんとのユニット、シロクマの曲「しろくろましろ」を聴いた時に、そこに唐突にSOPHIAの曲「わけなきNew Days」の一節が入ってきた時に、衝撃を受けたSOPHIAファンは私だけじゃないよね?

そして去年、あるバラエティ番組でSOPHIAコピーバンドにご本人登場!という形で歌われた「街」を見たとき、泣きましたよね!

もう、SOPHIAを歌ってくれよ!歌いたいんじゃないの?歌わせてよ!

そんな頃にたまたま見つけたのが、SOPHIAベースをひたすらコピーしてるYouTubeチャンネルに、ご本人登場回があること!これまたコロナ禍入ってからのもの。

クロちゃんは完全に音楽から離れていて、一時期はラーメン屋を営んでいたことも知ってたから、これもかなりの衝撃だった。

生配信で、再始動のその成り行きを、結構事細かに順を追って話してくれたのだけど、もう、そのストーリーがSOPHIA過ぎて泣いた。

そして、久しぶりに「ー僕はここにいるー」のMVを観たら、もうこのまんまじゃないか!走る走る、充、そこにひとり、またひとりと追いかけて走り出すメンバーたち…そう、はじめからそうだったじゃないか。いつだって彼が走り出せば、もうそこからはじまっていた。

いろんなタイミングが重なり続けて、偶然ではなく必然で、今があるんだ。そう思うと、9年は長かったかもしれないけど、必然としてあった9年だったと、今ならそう思える。

だから、武道館で伝えたいことは、待ってたよ!とか、おかえりという言葉じゃないのかもしれない。

みんなでお互いに言い合おう、ただいま!って。ただ、ただ、今がここにある。

見ないふりしてただけだったのかな。
線と線はずっと確かに繋がったままだったんだね。

ー僕はここにいるー


ただただ、SOPHIAが大好きだー!って叫びたいだけ。それだけのひとりごと。

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