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成句徒々時々刻々
セイクツレヅレジジコクコク
親を思う心に勝る親心
「いざという時は自らを犠牲にしてでも我が子を守る親心と、親を敬い報恩の誠を尽くす子心ともいうべき孝心」という、親子の絆を尊重する精神を昔のものにしてはいけない。
いつの時代も、親子関係は人格形成の基本。無償の愛で、親も子も育つ。
「神心は親心。信心は子心(孝心)」
成句徒々時々刻々
セイクツレヅレジジコクコク
犬も歩けば棒に当たる
「ラッキーであれアンラッキーであれ、何かを行う際に何かと遭遇すること」が、この諺の意味。代表的な諺なのに、何となく意味不明…。
ただ、アンラッキーだけが "棒" ではないことを確認できてラッキー✌️
嬉しい事があった時に使ってみるか✨
成句徒々時々刻々
セイクツレヅレジジコクコク
井の中の蛙(カワズ)大海を知らず
ネット社会になって、世界中の情報を居ながらに入手できるようになった。
嫌な思いをしたくないから、海外旅行もバーチャルで…。って、ホント⁉️
井戸の中でスマホを操作している蛙は、大海を知っていると言えるのだろうか…❓
言葉のことばぁ(1)
タイトルは「言葉のことばかり」という意味の岡山弁。
神
まず、「神=God」ではない。
「悪(アシ)きもの奇(アヤ)しきものなども、よにすくれて可畏(カシコ)きをば神と云(イウ)なり」と、本居宣長は『古事記伝』に記している。
そもそも「示+申」であり、「上」も「守」も「霊」も「カミ」と読むので、「○○神」と御神名でたたえるべき尊称。
成句徒々時々刻々
セイクツレヅレジジコクコク
急がば回れ
インプット(指示)したら即座にアウトプット(結果)される便利さが当たり前になると、プロセス(過程)が疎かになる。
成果主義はグローバル社会の必然かもしれないが、結果に至る試行錯誤から得る物の大きさは計り知れない。
遠回りは無駄じゃない!
今や「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉まで誕生したけど、「そんなに急いでどこへ行く
成句徒々時々刻々
セイクツセヅレジジコクコク
石の上にも三年
まずは、三日。"坊主“ にならないように…。
そして、三週間(または、一ヶ月=三十日)。
さらに、三ヶ月(または、百日)。
次は、一年、二年と刻んでもいいけど、昔から "一人前“ になるための必要期間とされて来たのが、三年(千日)。
さぁ、頑張ろう!
因みに、令和の幕開けと共に始めた「黒住教主」によるSNS発信…なので、お陰
成句徒々時々刻々
セイクツレヅレジジコクコク
言うは易(ヤス)く行うは難(カタ)し
成句解説を始めて4題目。まだまだ長い道のり。
既に明白なのは、まさにこの成句(諺)。
「言うのは簡単、行うのは困難」
それを十分しょうちのうえで、まずは知っておいてもらうために、自分の事は棚にあ上げて「言うばぁ(言うばかり)」させてもらいます…。
成句徒々時々刻々
セイクツレヅレジジコクコク
案ずるより産むが易(ヤス)し
①「思案してから行動する」
②「思案しながら行動する」
③「思案せずに行動する」
④「思案だけして行動しない」
行動によって結果が産み出される以上、④は✕。③も…😓
①と②は、時と場面と性分に応じて…。
何はともあれ、躊躇せず “Just do it!”
成句徒々時々刻々
セイクツレヅレジジコクコク
雨降って地固まる
例えば、コロナ禍。
この禍中(投稿時:R2.8.18)に「新型コロナウイルスに感謝を!」とは、とても言えないが、既に「コロナのおかげで」我々は多くの新たな発見や変化を経験して学びを得ている。
雨後の大地が固くなるように、この禍が今後の礎になりますように…。
成句徒々時々刻々
セイクツレヅレジジコクコク
雨垂(アマダ)れ石を穿(ウガ)つ
即結果が際重要視される時代だからこそ、雨の雫(シズク)が長時間かけて石さえも削るように、不断の地道な努力が、不可能と思われることを可能にすることを説くこの成句を忘れてはならない。
時代は変わっても、真理は変わらない。
限りのなき命は心なり
宗忠神詠
日々(ニチニチ)に朝日に向かい心から
限りなき身と思う嬉しさ
毎朝日拝で唱和する宗忠神詠だが、「心から限りなき身と思う嬉しさ」の心境になれるのはいつのかとか…。
朝日に顕現すら天照大御神の分心(ブンシン:わけみたま)こそ自らの本体という確信によって、「生き通し」を実感できるのだろうが…。
次回からは、
諺(コトワザ)・名句・格言を題材に徒々
心気(シンキ)が生きれば驚く事なし
下腹に陽気満つれば身はおろか
心も強く勇ましくなる
道ごころ臍下(セイカ)に深くたくわえて
きょうも悠々(ユウユウ)
あすも綽々(シャクシャク)
上記二首の道歌のごとく、御教えを身に修めて心気を生かして、“生々(セイセイ)の大道” を意気 “陽々” と歩みたいもの。
元気を喚起
元気に陽気に
天地の御物(オンモノ)をもって
天地の人に施せ
「心はこごると云う義にて日神(ヒノカミ)の御陽気が凝結(コリコゴ)りて心となるなり」
「天地の御物」とは、「日神の御陽気が凝結した心」。それを「誠」と称えて、「人の真心・本心・核心は神の心(その分心)」と信じるのが黒住教。
だから「誠を尽くす」のが使命(ミッション)。
この一日を大切に行え
有り難きことのみ思え人はただ
きょうのとうとき今の心の
(宗忠神詠)
“Today is the first day of the rest of your life.” (今日は貴方の残りの人生の最初の日)、
「一期一会とは『今ヨリナイ』という覚悟」(柳宗悦)、
「永遠
昼夜有り難いと嬉しいとに心を寄せよ
「面白く、楽しく、心にたるみ無きように、一心が活きると人も活きるなり」の一節と共に「道の理(コトワリ)」の中の、「心なおし」の処方箋。
「面白く」は、可笑しくワッハッハ…だけでなく、「興味関心をもって…」の意味も…。だから「心にたるみなき無きように」。
見るも聞くも一々味わえ
「見る」と「観る」、「聞く」と「聴く」。
英語でも、“see” と “watch” 、“hear” と “listen” 。
心を込めて集中して一々味わうと、見えてなかったものが見えてくるし、聞こえてなかったものが聞こえてくる。
「思う」と「想う」だってきっとそう…。
深い気づきが「悟り」。