なぜ「こんな音楽聴いてました日記」を書いているのかの覚書

2022.07.15時点の覚書

毎月、聴いたアルバムの感想を「こんな音楽聴いてました日記」を残している私だが、そんな手間のかかることをしている理由を書き留めておく

第一に『初めて聴いた第一印象を記録して残すため』で、これが一番大きな理由。感情の記憶はすぐ忘れるし、誰かの上手い解説や気づきなどに上書きされやすい。しばらく経ってその作品について思い返す頃にはとうに最初の記憶は忘れている。初めて聴くという行為は一度しかないため、貴重な一瞬を残しておきたい心情が動いている。

第二に『レビューや感想を読むのが好き』というのもある。他人のレビューを読むのも好きだし、自分が書いたものも見返している。同じような人もいるだろうし、その一助になればという気持ちもある。

第三に『単に記録が好き』。見るのも残すのもどちらも(ただし日記は続かない)。日記の代わりにやっているとも言えるだろう。

きっかけは2つある。
直接的なきっかけは、去年知らないアルバムを聴く量が当人比で急増し、数ヶ月前のアルバムをよく覚えていないことが増えたことだ。去年半ばから何を聴いて何を感じたかを書き始めたところ意外と楽しく、今まで続いている。
遠因としては、昔ブログにアニメ「けものフレンズ2」の初見の感想を記録して載せていたことがある。色々あって酷評が多い作品だったため、その感想を見てしまうとどうしてもバイアスがかかってしまった。そのため、前情報なしでアニメを視聴し最新話が上がるたびに記事を投稿していったところ、他の方の感想との差異が結構あって楽しかった。音楽に関しても似たところがある。永野チャンネルの音楽語りを見ていても思うが、自分自身が何を感じていたかを振り返れば色々と滑稽でいびつで人間くさくて、私は楽しい。
そんなこんなで、これからもしばらくは続けることだろう。

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