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こんな音楽を聴いてました日記【2023年7月】

リアルタイムで編集して、月末に投稿しているnoteシリーズです。
・新譜
…1か月以内にリリースされたアルバムやシングル
 (シングルはあまり書かないかも)
・旧譜
…先月以前にリリースされたアルバムなど
初めて聴いたアルバムを中心に感想を書く
ただ、何度も聴いているようなアルバムは書かないかも
…「友と聴いてくるシリーズ」も復活!(私が友と聴いたことないアーティストを決めて聴いてくる、というのをプライベートでやってます)
・プレイリスト
…AppleMusicやSpotifyのプレイリストの視聴履歴です
・動画
…YouTubeとかで、公開されている(なるべく権利関係クリアな)音楽動画
・注目
…よく聴いていたアーティストとは別に、注目のアーティスト
・良い記事
…読んでよかったと思った記事
・ライブ
…現地やオンラインでのライブ参加レポ
・その他
…気になったもの、手に入れたCD・レコード等、近況報告など
・今月の総括
…一か月の総括をします
・よく聴いたアーティストTOP5
…LastFmの記録をもとに、その月によく聴いていたアーティスト
今月のLastFmはこちら


新譜

Saucy Dog「バットリアリー」

思ったりロック強めで聴きごたえがある
歌詞のことは一旦忘れて聴けば、なかなか好みの曲もある
M1、M3、M7
追記:「雀ノ欠伸」(2019)って曲いいな

Blur「The Ballad of Darren」

Blurのポップな面ばかり聴いている身からすれば、ブラーのB面辺りで来る暗い曲のアルバムというか老後ロックというかそんな感触。
タイトルとジャケットがピッタリハマっているのがわかる
でも何回か繰り返し聴けば、デーモンの低音ボイスもバラード(?)ロックの数々も身に馴染んでくる。これが哀愁か。

Local Visions & 長瀬有花「OACL」

また良いアルバム(曲)を出してきたな長瀬有花サイドは…(歓喜)
宮沢賢治の朗読を皮切りにキャッチーなシンセポップ2連を決めて、レトロなポップソング2連続。そこから6曲目のエレクトロニカ(アンビエントともとれるか)パートがハイライト。7~8曲目もレトロなシンセポップで、YouTubeの映像的にヴァイパーウェイブ。最後はオートチューンボイス曲で〆。 なんとまぁざっくり振り返った。
ハイレベルなコンポーザー/トラックメイカーに、率直に「良い」作品を作ってもらったラ出来上がった、という印象。プロモーション要素が少ないからこれはサブスクなどでバイラルヒット狙いなのかな。
良いもの作ったらちゃんと振り返ってもらえるはずだくらいの意気込みを感じる良作だった。

旧譜

Cartola「Verde Que Te Quero Rosa」(1977)

Twitterから流れてきたので聴いた
思っていた何倍も好みな音楽だった。
サンバ(もといブラジル音楽って)こんな渋くて最高なんだな。
1日ずっと聴いていた

that dog.「Retreat from the Sun」(1997)

どの曲もツボすぎる…いや自分のツボが90sインディーロックに対して広いだけなのかもしれない
インディーロック、好き
M2が、シンセの入れ方もあってすごくポップな仕上がり
M7のポストグランジ色あるギターにいい違和感のあるコードのイントロで心掴まれる
M9のようなインディーロック寄りのエモをいくらでも摂取していたい
M11、そりゃ好きよ
M13の、フィナーレと言わんばかりの控えめなオーケストレーション曲も悪くない
このくらいのテンションの歌もまた、疲れた身にはちょうど良かった
というか、MVみたらバイオリン担当がいるじゃないの。間奏で来るバイオリンパートがまた良い味だしてて良い

than dog.「that dog.」(1994)

どういうジャケ?
90sガレージロックらしいアルバム ギタードラムベースの音がもっさりした感じが物足りなくなってくる
バイオリンとのミスマッチ感もある
レコーディングが惜しいだけなのかもしれない
M1やM9は好き

that dog.「Totally Crushed Out」(1995)

音が全体的に良くなり、グランジやパンクのバンドにバイオリンがうまくミックスされている
M4のような静と動、バイオリンの三つ巴
インディーロックはなんぼでも欲しい
バイオリンパートない曲は手持ち無沙汰にならないのかな…
バイオリンが主役といえるM8も良い
M12、いいグランジ
どれも好き。1stから1年でこの変わりようはすごい

Orange Humble Band「Assorted Creams」(1997)

Twitterで見た、パワーポップにひたるよ
MyChoice!→M6、M7、M11
インディーロック!って感じの3曲

Versus「Hurrah」(2000)

ボク
インディーロック
スキ

Saucy Dog「ブルーピリオド」(2019)

あか抜けない、という言葉はここで使うべきか。青々しい青春のエネルギーを邦楽ロックバンドが歌うアルバム。しかし他とは違う、自分の”ヘキ”に刺さるようなコード進行や絶妙なメロディラインが光っている。
M1、M2、M3あたりが特に好き。

川村結花「Lush Life」(1999)

両親のカセットを引っ張り出して聴きました。
90年代後半のソウルテイストなJ-POP、タイプだな…。
特に前半、M1やM2、M6のような曲がビビッときた。
YouTubeのMVの再生数もっとあっていい

今井美樹「Ivory Ⅱ」(1993)

こちらも両親のカセットから。 昼下がり、ぼ~っと聴いていたからそこまで記憶はない…。80’s~90’sなシンセポップ、”時代”だな、と。そんなとぼけた頭にも、M5はアンテナに引っかかった。KAN作曲、なるほどね。

BOAT「RORO」(2001)

OGRE YOU ASSHOLEに関連したオススメ、としてAppleMusicに導かれ聴いた。
1曲1曲が濃い。1曲目からクライマックスのようなポストロック。ポストパンクでもあるか。M6は一般受けしそうなファンキーなインディーロック、いいね。 全然知らなかった、このバンド。良いバンドをまたひとつ。

手に入れたCD・レコード等

レコード

The Japanese House「In The End It Always Does」

CD

NakamuraEmi「究極の休日」
Bialystocks「QUICKSAND」
米津玄師「地球儀」

観たライブ

「Bialystocks 2nd Tour 2023」
(梅田CLUB QUATTRO@7/8)

何とド迫力。演奏、歌声、すべてが完璧。どんだけ上手いんだ。観客のノリも本当に2回目のツアー?と思うほどノリまくってる。後半に連発したセッションパートの盛り上がりも凄いもので…。今の日本のメジャーシーンのレベルが高すぎる、生で聴くと改めてビックリ。開演前BGMをひたすらShazamしたので後で聴こう。

「ピノキオピー ワンマンライブ 「MIMIC」」
(KT Zepp Yokohama@7/29)

「最高!」の感想だけにしようかと思うほど、語りたいことが浮かんでは消える・・・ライブの充実感とここに至るまでの年月への感慨と、同志たちが歴代最大のフロアに集まっているエモーショナルと。どの曲が来ても100%の熱量でノリ踊り。
転生林檎から始まり腐れ外道や神っぽいなをはじめの方に出しているが、代表曲が各年代(ボカロ尺度)にいくつもあるため曲の引出しに困らないピノキオピークオリティ。ヒット曲以外にも「デラシネ」や「アンテナ」のようなライブ定番曲もしっかり押さえていく(そしてバチバチに盛り上がるフロア)。最後のLOVE~すきなこと~METAの流れもコンセプトを全面に示しており、心に来る〆にふさわしいラインナップであった。
生ドラムの音圧も最高!あとライブでノッていく中で、最近の曲がいかにライブを意識して作られているのかを実感した。
匿名MでARuFaがサプライズ登場したときは脳みその中がパチってする音が聞こえるほどビックリ。いや想像の範疇ではあるけど実際起きるとね。パフォーマーとしてもMC一つとってもキャラクターが全くブレない。プロフェッショナル。
スピッツ本から草野マサムネの言葉を引用して、自身の活動と重ねた話もうなずきがあった(”ごっこアソビ”の話)。
1曲ずつ語りたいくらいだが、ざっくりで留めておく。配信も買って振り返ろう。次は全国ツアーでお会いしたいものだ。

今月の総括

よく聴いたアーティストTOP5

1位:ピノキオピー
2位:that dog.
3位:長澤知之
4位:Bialystocks
5位:Local Visions & 長瀬有花

今月分統計

アルバムレビュー
新譜:3枚
旧譜:10枚

Scrobble
804:曲
114:アーティスト

振り返り

もうずっとバタバタしてる気がする。その中でも何とかライブのチケットと日程を抑えて、新譜や気になる音楽には手を伸ばす。
スピッツのラジカセが届いてから、親のカセットを出してきていくつかのアルバム曲を聴いたのはまた新鮮な体験になった。親の好きな音楽を実はよく知らないことに気づいた。
ジブリの例の映画も見に行った。ネタバレなしで作品を楽しむってのは昔アニメを毎週見ていた頃の気持ちがよみがえり懐かしかった。作品はアトラクションのよう。
7月の後半は夏風邪になったり、横浜に行ってピノキオピーのZepp講演を見たりジェットコースターのような日々だった。
仕事はいつになったら落ち着くのか…とりま元気なうちにライブとか行きまくらねば。

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