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こんな音楽を聴いてました日記【2023年10月】

リアルタイムで編集して、月末に投稿しているnoteシリーズです。
・新譜
…1か月以内にリリースされたアルバムやシングル
 (シングルはあまり書かないかも)
・旧譜
…先月以前にリリースされたアルバムなど
初めて聴いたアルバムを中心に感想を書く
ただ、何度も聴いているようなアルバムは書かないかも
…「友と聴いてくるシリーズ」は休止中
・プレイリスト
…AppleMusicやSpotifyのプレイリストの視聴履歴です
・動画
…YouTubeとかで、公開されている(なるべく権利関係クリアな)音楽動画
・注目
…よく聴いていたアーティストとは別に、注目のアーティスト
・良い記事
…読んでよかったと思った記事
・ライブ
…現地やオンラインでのライブ参加レポ
・その他
…気になったもの、手に入れたCD・レコード等、近況報告など
・今月の総括
…一か月の総括をします
・よく聴いたアーティストTOP5
…LastFmの記録をもとに、その月によく聴いていたアーティスト
今月のLastFmはこちら


新譜

くるり「感覚は道標」

M1、パワーポップみある
岸田さんこんな歌声しゃがれてたっけな
M3、イントロからドツボなんがきたな
過去曲のオマージュ入ってるか(ばらの花とか)
M6、プログレ風
M7、割合好きなインディーロックこのリズム
M8、カントリー風
M9とM11で社会に切り込む(M9は全体的に、M11は
M12、イントロのギターフレーズから好き(元ネタある?)
ライブで聴きたい。Bメロがeverybody feels the same風味

まだセルフライナーノーツ読んでないから分からないけど、くるり曲を総括and再構築したアルバムなんやろか
オリジナルメンバーを迎えてのアルバム、としては満点の内容

Oneohtrix Point Never「Again」

タイムラインで見たので聴いてみた
一度作った曲をまたトラックごとにバラバラにして再構築したような何か
サンプリングされた人間の声(?)が何とも不気味
全体的にロックを下敷きにした曲が多いからか、おおむね聴きやすかった

nobonoko「Music For Animal Cafés」

YouTubeアルゴリズム。
一昔前のどう森とか3Dマリオ当たりの記憶がよみがえる
アニマルカフェだしどう森のオマージュ要素は自覚的に入っているのだろう
めちゃ良い。完成度高い!なんかのタイミングでしれっと流したい
ジャケのデザインの勝利でもある。YouTubeに上がっている帯デザイン込みのフィジカルで欲しい…

Twingowind「Shape of Wind」

YouTubeアルゴリズム。
ベッドルーム的R&BなJPOP、といってみる
この素朴さのあるポップス(歌詞から拝借すれば”ハイファイじゃない”)がちょうどいいメリハリを生んでいる
「Holiday」がフェイバリット。すべてがちょうどいい曲に意志の強い歌詞、良し。イントロのキーボードでテキワナタインを思いだす。

Video Age「Away From the Castle」

いいっすね〜これこれ
ミドルテンポなシンセポップ/ベッドルームなファンク
一休み的な曲来たと思ったらずばり曲名は「In the Breaks」。次の曲もアコースティックからのアップテンポなパートへ。緩やかにも疾走感がある。
昔のビデオやゲームのSEのようなイントロが印象的なM10。レトロ意識
その感触のまま朗らかなシンセポップで幕を閉じる

旧譜

Toro y Moi「MAHAL」(2022)

タワレコとかでよくジャケを見かけるけどそういや聴いてなかった アルバムのWikiのジャンル欄みるとサイケファンク、とある Postman~The Loopのファンクな流れ好き 「チル」って言葉、ここで使っていいすか? 最後2曲もいい ファンクな響きとチルウェイヴなのが交互にきてリラクゼーション

NABOWA「Nabowa」(2010)

フェスで聴いていいな~と思ったので聴く こういうinstrumentalバンド、とても朗らかな気持ちになる
M2からM5あたりなど、バンドサウンドと伸びやかなバイオリンの音がジャケのような彩りある感触を出す。00年代〜10年代前半のインストバンドの雰囲気

NABOWA「Fantasia」(2019)

1曲目から、インストバンドへイメージする音像が一気に来て、なおかつ
M7のダンスパンクなリズム気持ちよし
M10シンセファンクあり
2010辺りと比べてよりシャープになったというか、こういうのも好きだな…LPほしなる

upusen「Signal」(2021)

LPが6割引きだったので買って聴きました
シンセウェーブでダウンテンポ、気持ち良し

Door Plant「Drowsiness of DoEk」(2023)

タイのバンド。りんご音楽祭で観て良いなーと
ひたむきにドリームポップ/インディーポップ
ポップ性が散りばめられた50分
M12は打ち込みが入ってちょと毛色が違っていい。どうせなら真ん中あたりに持ってきても良かった
生ライブではギターの迫力が楽曲のインパクトを高めていた
ライブで観た、ギターを轟音でかき鳴らす曲なんだったんだろう、音源じゃ思い当たる曲はなかった
お気に入り→M3,M6,M8,M10

Czecho No Republic「DINOSAUR 」(2012)

爽やかめUSインディーの風を感じるような日本のバンド
ダイナソーが好きで、ポップなんだけど不思議なメロディが良い
もうタイトルからも溢れ出る洋ロックへの憧れ
M7もvampire weekend感あってそれはそれでgood

タルトオールスターズ「TALTOのレシピ」(2020)

murffin discs内のレーベル「TALTO」に所属する3組(東京カランコロン、マカロニえんぴつ、SAKANAMON)のシャッフルカバーが納められ、最後にはコラボ曲「TALTOのレシピ」。
東京カランコロン「洗濯機と君とラヂオ」は彼ららしいアンサンブルに、マカロニえんぴつ「ロックバンド」は元よりもスローで沖縄アレンジに、SAKANAMON「321で」はまさにな密度高いロックバンドサウンドをキメている。
最後タルトオールスターズでの「TALTOのレシピ」は3バンドそれぞれのメロ+サビがあり、各バンド代表曲のフレーズや歌詞が散りばめられ、最後に合唱。
東京カランコロンが解散しマカロニえんぴつがメジャーデビューした今、この2010年代邦楽ロックの写し鏡のようなコラボシングルはかなりエポックなものでは、と思った。買ってよかった。

LANDFALL「the frogsession tapes vol.2」(2004)

興味本位で買いました。サイケデリックロック。不失者や裸のラリーズの元メンバーが参加している。
ノイジーでローファイな音像の中で、ギターとベースとドラムが各々マイペースに鳴り続けてる。噛み合っていないように見えて、セッションの過程で波長が重なっていきピークポイントに達するまでじわじわ盛り上がっていく。すべて即興なんだろうか
M1~M3あたりはよかった。M5は歌声があまりはまらなかった。

Ella Fitzgerald,Louis Armstrong「Ella & Louis」(1956)

ジャズの大物2人によるジャズの名盤、らしい。LPを購入。
ジャズの名盤すぎるので語る事は特になし。
お二人の歌声と、トランペットのソロが素晴らしくマッチ。
まさにカフェか落ち着いたバーに合う。これから家で度々お世話になりそうなLPだ。

golf「Display」(2014)

タワレコのアウトレットで購入。
エレクトロ系バンド。最近聴いたので言うとPROCYONの雰囲気。
う~ん、何かが物足りない。インストとして聴こうとすると歌声が邪魔に感じるし、歌モノとしてならメロディが強くないので何とも言えない。
でも「Sympathy Symphony」は好きかも。トラックのリズムやギターのカッティングが心地いい。途中のコーラスもいい塩梅。

手に入れたCD・レコード等

レコード

upusen「Signal」
Death Cab For Cutie「Narrow Stairs」
Ella Fitzgerald,Louis Armstrong「Ella & Louis」
Hovvdy「Heavy Lifter」
Local Visions & 長瀬有花「OACL」

CD

Soulsberry「Stone」
Various Artists「VOCALOID Fukase ~THE GREATEST HITS~」
LAMP IN TERREN「FRAGILE」
LANDFALL「the frogsession tapes vol.2」
ドラマチックアラスカ「最後のフロンティア」
タルトオールスターズ「タルトのレシピ」
golf「Display」
Czecho No Republic「DINOSAUR」
上坂すみれ「恋する図形(cubic futurismo)」
yonige「健全な社会」
ワンダーランズ×ショウタイム「ワンダーランズ×ショウタイム SEKAI ALBUM vol.1」
Vivid BAD SQUAD「Vivid BAD SQUAD SEKAI ALBUM vol.1」
Leo/need「Leo/need SEKAI ALBUM vol.1」
25時、ナイトコードで。「25時、ナイトコードで。 SEKAI ALBUM vol.1」
MORE MORE JUMP!「MORE MORE JUMP! SEKAI ALBUM vol.1」
Various Artists「Sauna Cool 1」
アナログフィッシュ「ROCK IS HARMONY」
フリッパーズギター「ヘッド博士の世界塔」

カセット

Hovvdy「billboard for my feelings」

観たライブ

「京都音楽博覧会2023」
(梅小路公園@2023年10月8日〜9日)

1日目は試験のため16時からの参加
ずっと雨だった
槇原敬之が全てを持って行った
ヒット曲連発、生歌唱生演奏で火力全開
最初の方は喉が不調そうだが、3局目くらいからは快調
SPY〜どうしようもない僕に の流れが特に最高
2日目
秦基博。喉が不調そうだがしっかり歌い切っていた。メトロ・フィルムええな。最後のイカロスはスタンドマイクで圧巻の歌声だった。
サウシーやスミカ、マカロニもそうだけど、ああいうザ・バンドマンな決め台詞みたいなMCは若いバンドあるあるなんかな。
坂本真綾からガラッとムードが変わる。
バリエーション豊かな楽曲群、プラチナでワッと盛り上がり
MCでバンド紹介の時に、ファンらしき人たちがメンバーの名前を叫ぶの、なんか良いなぁと。暖かさがある。
喉の不調が多いのは流行病が関係あるのかないのか。ミュージシャンにとっては致命的になり得るし大変な時代だ。

「Hovvdy LIVE IN TOKYO 2023」
渋谷WWW@2023年10月20日

青葉市子がゲスト参加のHovvdy来日ワンマン。行くしかない。
WWWの会場を一気に青葉市子ムードが包み込みライブはスタート。ギター、あるいはキーボードと当人の歌声の表現力でぐいぐいと飲み込まれていった。でもMCは気さくで、Hovvdyの来日公演へのワクワクが溢れており観客としても共感と嬉しさと。
Hovvdy。エモ、だな。もちろんアコースティックなチル成分もあるけど、それ以上に。スロウコアな楽しみ方をする音源とはまた違い、とても肉体的な躍動が籠ったライブステージで、最後まで大盛り上がりとなった。好きな曲ばかりだもんね。アンコール1曲目で青葉市子&Hovvdyでの「Daizy」(Charlie Martinのソロ曲)が実現。観客の合唱も美しく決まっていた。そしてTrue Love。最高のラストを飾った。これを多幸感というんだな。物販は並ばず帰ったけどサイン今思うと欲しかったな~。あとHovvdyの皆さん、福岡のラーメンは食べれたのかなぁ。また来てほしい限り。

今月の総括

よく聴いたアーティストTOP5

1位:Hovvdy
2位:くるり
3位:Nabowa
4位:ミツメ
5位:nobonoko

今月分統計

アルバムレビュー
新譜:5枚
旧譜:10枚

Scrobble
1231:曲
234:アーティスト

振り返り

タワレコとディスクユニオンのアウトレットセールにまんまと引っ掛かり、いろいろ買いました。最近出費多いのに…。でも後悔はしていないさ、良いCDやレコードには会えました。
最近咳が止まらないんで病院に行ったら、咳喘息と言われました。放っておいたら悪化してぜんそくになっていたかも。今は薬吸引しながら治る日を待つ。カラオケ行きたいもんね。
仕事はまた少しづつ忙しくなりつつ、趣味もギアが入りっぱなし。メンタリティはかなり良い状態なので、このまましんどくならない程度にアクセル踏んでいこう。

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