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【レビュー】Ginger Root「City Slicker」

最近、特に8月になってからというもののGinger Rootばかり聴いております

発端は「Loretta」のPVがTwitterで流れてきたことから

「夜のヒットスタジオ」をもろオマージュした作りに、
昔のジャパニーズ・シティポップな曲。
もう流行り要素マシマシなんですが、ここまでのストレート全力投球には
まんまとハマってしまいました
いわゆるベッドルームポップとかインディーポップって言うんですかね?

そしてこれ、「Juban District」

たまらんね、このコミカルな感じ、狙いまくった感じ…
"It’s so good!"←この掛け声みたいなの好き

で、待望のEPが8月20日に配信されました
やったね!

何回も聴いちゃうよどうしよう…

前作のアルバム「Rikki」や他の過去曲も聴いていましたが、
今回のEPは全編にわたって過去イチ、ポップセンスが炸裂していますね
印象に残るフレーズが一つ一つ、適度に配置されているおかげで
しっかりメロディも曲本体も際立って頭に残るんですよね
このファンク(ですかね?)なリズム隊が一層効果的ですよね
本当、ウケる要素を確実に押さえて、精巧に作られています
なにせ私はキャッチ―な音楽にめっぽう弱いので…威力は凄まじい
約19分なので、何かの合間に聴くにもちょうどいい長さです

ベッドルームポップ/インディーポップって流行り出し、チルい音楽やらなにやらでフューチャーされているんですが、(好きではありますが)
私はミドルテンポのかったるいのが耐え難いんで、
今回のEPのような、アップテンポでソウルフルで、んでもって分かりやすい
ちなみに、Gus DappertonのAL「Orca」もよく聴いていました

音楽的な、バックグラウンドやGingerRootの正体については以下の2つに記事を読んでいただいて…(そこら界隈私詳しくはないんで)

要約すれば、
・GingerRootはCameron Lewを中心とした、
インディーソウルミュージックプロジェクト
・Lew氏はミュージシャンの他にデザインや映像編集なども手掛けている
・今回のアルバムは
架空の日本映画『街のやつ』をアメリカで映画化した
 1981年のサウンドトラック

がコンセプト

なるほど、80年代の日本映画のサントラを架空で作ったと言われると、
映像と音楽含め腑に落ちるし、面白いな~と思いますね
これをカリフォルニア発でやってるってのもね、いいですね

~~~~~

ただこのまま聴き続けていたら8月末までには飽きそうなので
しばらくGinger Root禁します


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