なっちゃんは、今日もご機嫌斜め。

　なっちゃんは１４ヶ月の黒猫の女の子。

　もちろんのことですが、黒猫烈風隊の女性隊員でもあるのですが。この頃は、烈風隊として行動することが少なくなってきました。

　お年頃になったなっちゃんは、同志のレン君に全く興味が無くなったようです。

　何故か私が家に居るときは、べったりと離れなくなりました。そのことでつきママ様はご機嫌が悪くなり、私に嫉妬の炎をむけ噛んだり・パンチしたりと大変な状態になってしまいました。

私はどの子も平等に扱っているのですが、それがまたお気に召さない様子。

ご機嫌をとるため、つきママとの接触を増やすことに。

つきママはこの頃大分ご機嫌が直ってきましたが、今度はなっちゃんがご機嫌斜めになりそのはけ口がレン君になってしまい。彼はいつも嚙まれたり・猫パンチを食らうという状態になった。

あんなに仲が良かったのに、今ではなっちゃんに近寄ろうともしない。

人間もそうだけど、「女性の扱いは本当に難しい。」

と レン君が私の目を見つめる。