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終戦の日を顧みて 我が父の言葉を思う
終戦の日 僕は父から聞いた話を思い出す
昭和2年生まれの父は 終戦の時
特攻隊員として飛行訓練を受けていた
1週間後に出撃の予定で
そう、あと1週間 終戦が遅ければ父は出撃し
当然 帰らぬ人になっていただろう
そうなれば今の自分は存在しない
そう考えると
今 自分が存在し、生きているということだけで
それは奇跡なのだ
この奇跡によって授かった命を
微塵も無駄にしてはならないのだなと
噛みしめる日でした
人は生まれ、生き、そして死ぬ
死が訪れることだけが人生で100%確実な事
それ以外は全て自分が創っていく世界なのだ
誰のせいでもなく ただ自分が自分として
命の日を燃やし輝かせ続けることこそが
先人たちへの供養となる
今 世界は大きな局面を迎えている
ある意味 戦争よりも大きな局面
国と国ではなく 人類すべての生き方が
問われているといっていいだろう
人類が終始続けてきた争い、利権、支配
この誤った構造に対し
ガイアの意思が動き始めているのだと感じる
父が飛行訓練を受けていた時には
すでに訓練機は無く
コクピットだけを木材で作った模型に乗せられ
木の棒が出ているだけの操縦かんを握らされ
離陸と水平飛行のやり方だけを教えられていたのだ
勿論、着陸の仕方は省かれる
必要なかったからだ
「今思えば あれは正気の沙汰ではなかった」
父の言葉が胸に突き刺さった
今 「生きる」ということを
世界中のすべての人が
全てのボーダーを取り除いた視点で
「調和」という意識の元
そのうえで「個」としての
魂の輝きを取り戻していくことに
真摯に向き合わなければならない
僕のアート作品に
広島に投下された原爆「リトルボーイ」を負の象徴ではなく
平和のモチーフにしたいと描いた作品 Stop the warがある
リトルボーイのボディには平和への思いを込めた歌詞
Discard the weapon, Soldier
武器を捨てろソルジャー
Drop Guns, Play music
銃を置いて 音楽を奏でよう
Flower to everyone
すべての人に花を
There's one hope Love & peace
そこには希望と愛と平和があるよ
Harmonizing world
調和の世界
Stop the war
戦争をやめよう
F6サイズ麻キャンバスの原画のほかに
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