適応障害にはじまった休職期間が終わる

9月上旬、「適応障害」の診断書を提出した僕が、いよいよ11月から職場へ復帰することになりました。今回は、復職直前の今の気持ちで、休職期間をどう過ごしたかを振り返って書いてみます。

2ヶ月の休職期間を過ごしてみての感想

この2ヶ月間は、結論から言えばわりと忙しく過ごしてしまいました。休職というけど、「休んだ」という実感とはちょっと違ったなぁと思うくらいには忙しく過ごしたと思っています。でも正直なところ、いっさい職場に行かない2ヶ月間という仕事から離れた時間は、とても快適に感じました。

忙しかった点からまとめてみます。

おおよそ1日の過ごし方としては、朝早くから起きて、保育園の準備、子どもを保育園へ送り出し、洗濯、掃除、読書や勉強、昼食、読書や勉強、子どもを保育園へお迎え、子どもと一緒にお風呂に入り、夕飯を一緒に食べ、食器などの片付けをし、寝かせる、寝る、というもの。

朝早く起きて、早く寝る、7時に起きて、21時に寝る、という早寝早起きの規則正しい生活を続けたことは僕にとって新鮮でした。学習塾の教師をしている僕。仕事をしていると23時頃の退勤なので、就寝は1時になるのが通常でした。そして、起床はそれに合わせて遅くなるといった具合だから、比べるととても早寝早起きの生活をしていたことになります。

何日かは食事作りを含めて家事を全部やってみる経験もしました。家事と育児の大変さがよくわかったことは本当によかったです。子どもと遊ぶのはとても楽しい、でも、ずっと一緒だとそれはそれで大変。そんなこともわかりました。
快適に過ごせた点もまとめます。

9月上旬では適応障害の自覚症状(ずっと眠い、少し動いただけで身体がぐったりしてしまう、急に悲しくなる、急に怒りっぽくなるなど)があったのですが、それがなくなってからはとても快適に過ごせました。まず、睡眠時間がたっぷり取れた(10時間くらい)。これがとても大きい。頭スッキリ、体力も全回復して1日のスタートを迎える爽快感。睡眠不足によるストレスがない。これがとても快適なのです。

休職いえば、曜日感覚がなくなるんじゃないかと思われる方もいると思います。僕の場合、保育園の見送りとお迎えをしているおかげで、曜日感覚はバッチリでした。一日単位で考えれば誰かにきめられたスケジュールがないので、何をやっても良いんです。ダラダラ過ごしてもいいし、掃除しまくってもいいし、読書に励んでもいいし、ゲームばっかりしてもいい。読書が捗る。好きな勉強もできた。保育園行事の親子遠足は楽しかった。

これまでなかなか経験できなかった「休む」ということ。僕にとって、結局ダラダラと過ごせないのだと気がつきました。これも個性なのかと思いました。

次回は、復職に向けての気持ちを綴ろうかと思います。

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