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詩の言葉たち
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2024年7月の記事一覧

詩集 - こどもたち

Preface 2016年の始まりのころに書き留めた詩を集めた。 僕は、それまで詩を書いたことはなかった。 けれども、とにかく、試みずにはいられなくて、毎朝目が覚めると、iPadに向かって文字を打ち込むようになった。 そのころ、たくさんの夢をみて、自分に次々と心当たりのない感情や記憶がないまぜとなって、浮かび上がってきたのを思い出す。 そうした体験は、僕にとって大切な財産となった。自分自身の中へ沈思し、その声に耳をすますことは、この世界がどれほど美しく儚いものであるか、

詩 - 昼下がりの詩

小さな時には、忘れてた うすい言葉の塊が 私の肌を駆け抜けて そのまま世界となったこと 果てしなく広がる海の向こうには もう求めないと歌った 日のことを 心の木陰にしまって 今日の日の朝日を眺める時 私は、小さな奇跡を目の当たりにする 千年、万年の時の易々と超える 魔法のとき 太陽の光 青葉の踊り written by Shinta 2020.5.29

詩 - 新しい人

新しい人、おいでなさい(Sunrise) ここに、おいでなさい(Sunflower) 私は空を抱くようにして君をだく 新しい人、おいでなさい 私達は、見限らない 空の青さを広さを、無限に広がる私たちの可能性を 育ちなさい、自らの心臓の鼓動に、合わせて踊りなさい 自ずと歌がうまれることよ さすれば、夜も暗闇も、業魔の所業も恐れるにたらん 新しい人、おいでなさい わたしたちは、いつだってここにある 時空を超えた、愛と信頼の輪の中で いつでも、君とたっている