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Conote

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みんなソレゾレ つづるツレヅレ、「コノテ」の中の、色彩豊かな note たち。
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#陶芸

本のナカのホンモノ

我が家は「本の虫」と「音楽の獣」と「窯つむり」がいるので地下部屋に住んでいる。うそのような本当の話。本の話はどこからしていいのか分からなさすぎて避けてきた。今日もちょっと避けて、一冊だけクマがご紹介。 ちなみに下の写真は、我が家のリビングに「現在進行中」で読まれている本の数々を撮ってみた。数週間で読み物は変わる。上段左から時計まわりに、家人の島、青春の島、下段がわたしの島。これらは家族の目にさりげなく毎日ふれているので、読みたい人は次に「貸して」といって順繰りまわることもあ

#言葉のチカラ -amore-

Conote MAG.007「セクシーまたは私のライセンス」に寄稿するものですが、今後のブックレット制作、または肖像権を大事にするため、この記事は折をみて「旅する土鍋」マガジンに格納されることになります。ショート記事ですが、上記の理由によりご了承ください。(Cocciorino :地球のかけら)

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ウチにはまともな「時計」がない

冬眠前のクマはめざまし時計をセットしたか? ―NO!春になればおなかがすいて起きる。 そんな冬眠クマに憧れます。 冬眠クマのプリミティブワールドからうまれる直観、鋭い察知力。つまりは五感をみがきたくて、生活空間に「まともな時計を置かない」…というのは、セカンドリーズン。まんざら冗談でなく、けっこうホンキだけど。 では一番の理由は? 新作時計「月のよる 月のうた」半磁土 Cocciorino 窯から時計がでてくる1週間前、窯からぼくら「時計」(写真上など)が

おいしい「春の季語」

ー親愛なるアーバンベアーたちへー 季節ごとにちんまり登山をします。残雪に鉄爪たてる5月、山小屋びらきのころのそれは、季節の原点と、季節の芳香がするので好きです。イノセンスなアンテナがぴぴっと作動する冬眠あけのクマになる感じ。 さて、都会のクマは中途半端な冬眠をするので、ボケボケと季節をさがしにゆかないとなりません。 それを悲観せず、たのしく目覚めるために都会のクマは春を食べる。クマたちよ、コグマたちよ、たくましく「おいしい季語」を食べるのだ。ぼくら器たちも、その手伝いを