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第36回 「Perplexity(パープレキシティ)」がもたらす未来

こんにちは、STです。

今週は、目の付け所が鋭い孫さんのソフトバンクが提携を発表し、その勢力を拡大するスタートアップ企業「Perplexity(パープレキシティ)」を考察してみましょう。
OpenAIとMetaの元社員たちによって2022年に設立されたこの企業は、自らを「検索エンジン」ではなく「回答エンジン」と表現しています。

「Perplexity」が生み出した、その「回答エンジン」は、インターネットの検索システム自体を変えてしまうのでしょうか?

出典元をハイパーリンクで表示するものの、これまでの検索と違ってウェブサイトの案内ではなく、しっかりした構成の要約を回答するというこのサービスは、ひょっとしたらこれまでの「知識の収集」を根本的に変えてしまう可能性がありますね。

これも AI の LLM を活用するからこそのできる技。

そして、インターネットユーザーが検索エンジンの結果からサイトを訪れることなく、ダイレクトに答えを得ることができてしまえば、もうこれまでの広告収入の仕組みは成り立たなくなってしまいますね。
何よりも焦っているのは毎年20兆円以上の広告収入を得ている Google でしょう。

もし Google が Perplexity に対抗するのであれば、Google は自らのビジネスモデルを壊さざるをえなくなりますね。

はたして「Perplexity」は普及してメジャーなツールとなるのでしょうか?
そして、最先端の技術といろんなしがらみが交錯する IT の世界で、みなさんは未来の情報検索にどのような想像をしていますか?

また来週!
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