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Lebanon Hanover - Let Them Be Alien

あまりにも寒いので、何とか気持からでも暖かくなりたいと目論み、色名がオレンジとイエローである二着のフリースを買い求めました。実際にはそれぞれ茶色、からし色といったところでしょうか。ところが音楽の好みに関しては寒波の影響は受けなかったらしく、「Dark Minimal Cold Synth Wave」や、似た題名のプレイリストがユーチューブでたまたま目に留まり、いくつか聞いてみるとなかなか気に入りました。その中で印象に残った一つがLebanon HanoverのDu Scrollstという曲です。

おそらくドイツ語なのでしょうが、「Dark Minimal Cold Synth Wave」なるサウンドにその言語はよく合うように思います。とりわけ各句の歌いだしのところに、はっとさせるような息遣いが感じられます。

ウィキペディアによれば、Lebanon Hanoverは2010年に結成された、Larissa IceglassとWilliam Maybellineによるデュオ。これまでに6枚のスタジオアルバムを発表していて、このLet Them Be Alien(2018)は5枚目に当たります。

Lebanon Hanoverという名は、ニューハンプシャー州の隣接する二つの町、レバノンとハノーバーに由来するそうです。それはわかりましたが、一体彼らに、それら二つの町に対するどのような拘泥があるのかは知りません。

彼らの音楽性について、さらにウィキペディアを引いておきましょう。「レバノン・ハノーバーの音楽は、スージー・アンド・ ザ・ バンシーズ、ザ・ キュアー、バウハウスなどの1980年代のゴシックロックやポストパンクとの類似性が指摘されてきました。バンドのサウンドはミニマルでダークです。 彼らの曲は、ライトなシンセ音、ディープなベース、メランコリックな歌詞に特徴づけられています」。

Lebanon Hanoverと1980年代のゴシックロックとの類似性については、前者の「ミニマル」な印象が強いがゆえに、仮にあるにしても見えにくいように思います。というわけで、現時点では私はまだ膝を叩いていませんが、おいおいその観点からも吟味したいと思います。ただ、Lebanon Hanoverに限らない文脈では、「Dark Minimal Cold Synth Wave」といったいくつかのプレイリストを聞くなかで、たびたびキュアーを想起する場面がありました。そのため無性にキュアーが聞きたくなって、実際30曲ほど聞き返したという事実はあります。

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