顧客起点マーケティングでのユーザー理解方法

成功するマーケティングはすべてを個客ベースで考え、その生活を深く理解するところから始まる。平均や最大公約数ではない、独自性のある「プロダクトアイデア」や「コミュニケーションアイデア」を突き詰めていくことが重要

森岡さんの本もそうですが、やはりcustomer is bossの考え方です。
N1とタイトルを銘打ってる通り、顧客ではなく個客という表現を使っているのが印象的。
その生活を深く理解するところから、と言ってる通りでユーザーインタビューやアンケートなどで一次情報を必ず取る重要性をP&G出身の方の本ではみんな言ってるので真理なんだろうと思います。

そういった、ユーザー理解のもとで、

コミュニケーションアイデア=商品やアイデアを対象顧客に認知してもらうための手段
プロダクトアイデア=商品やアイデアそのもの

を磨きこむというシンプルといえばシンプルですが、奥深い。

一人を起点に徹底的にアイデアを突き詰めたら、それが他の人にも有効なのか量的調査やテストマーケティングをすること

本書ではN1の徹底的な分析を基にした仮説の検証の仕方についても実例をもとに解説しています。こういう理論的な本でしっかり解説ある本珍しいので感動しました。

N1分析から発想する分析の実践

色んな面からみてもこの本は役立ち度合い半端ないと思うんですが、自分が一番参考にしようと思ったのは、データの取り方です。

ユーザーインタビュとかデータの取り方ってどうすればいいのかについて本書では丁寧に実例付きで解説しています。

データには2種類あり、行動データと心理データがあり、
その2つが紐付いていないとダメ。

①行動データ
認知→そのブランドを知っているかどうか
購買→これまでに買ったことがあるかどうか
頻度→どれくらいの頻度で買っているか

行動データを基にした顧客セグメントを作ります。

②心理データの取得
心理データとは、顧客の頭の中にある認知やイメージのこと。どういうイメージを抱いているか。対象となるサービス(自社他社含めたジャンル)の便益、特徴、イメージを聞く。

①の行動データごとに、それぞれ②のどんな心理データを持っているか。

もちろん、顧客セグメントに応じて理解すべき点を明確にしておくことも重要。
例:ロイヤルカスタマーであれば、ブランド認知をしたきっかけ、購入したきっかけ、現在使用の満足度、不満点を聞く。10人くらい。

認知・未購入や未認知顧客には、ブランドの説明をして魅力を感じるか、感じなければその理由まで

カスタマージャーニーで、ロイヤル化までの変遷を捉える。こちらの想像の範疇にない体験を見つけ出す。

それを具体的な便益と組み合わせてアイデア化。ロイヤル以外にも刺さるようにコミュニケーションアイデアを練る

言うは易しだけど、やろうと思ったら森岡さんの組織の問題とか色々あってむずいって話ですねえ。。

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自分の備忘録的に マーケティング/哲学/その他諸々
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