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心書 vol.91「将来の不安」

今が幸せであっても「いつまでこの幸せが続くか分からない」と不安に襲われる。今が不安定なら尚更だ。

では、将来の不安を消し去るにはどうしたら良いのだろう。「何かあった時のために備えておく」となるのだろう。

その「備え」は保険であったり、貯蓄であったり、不動産所有であったりするのだろう。つまり、負が降り掛かって来た時の「備え」である。

その負が降り掛かって来た時の「備え」が十二分に出来れば、不安が消し去ることが出来るかも知れない。しかし多くの人は、それが出来ない、もしくは出来そうにないから不安なのではないだろうか。

そもそも人間は死んだら終わりだ。死んでしまえば、痛みも苦しみも感じないし、不安に襲われることもない。生きている間中不安に駆られ、自分の人生自体、不安を消し去る為にあくせくするなど本来、本末転倒なのである。

最低限の備えの線引きを決めたら、自分の人生を謳歌すべきなのである。「何のために」「誰のために」命を燃やすか、それが自分の人生を謳歌することに繋がる。

また「たくさんの事のために」「多くの人のために」生きることが、やりがいに繋がる。そう生きることが、自分の力を付け、多くの人の賛同を受け、結果的に十二分な備えを生むことに繋がっていく。

見える財産を残すことに躍起になるより、見えない財産を増やせる様に投資すべきなのだ。それがこの世に生を受けた理由なのだから。

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