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心書 vol.93「排気量を上げて掛かる」

何かことを起こそうとした時、パワーが必要だ。体力・資金力・知識力・経験値…etc。総合的な馬力で、出来ることの範囲が決まってくる。これが排気量だ。

人生半ばを越えてくると、己の排気量(自己資本)の差がかなり出てくるが、若いうちは誰しも似たり寄ったりだ。

ではどうすれば、この己の排気量を上げて掛かれるのか。それは己の排気量だけで考えず、他人の排気量(他人資本)を借りまくるのだ。そうすれば己の排気量が原チャリ並みでも、他人からゴッツイ排気量を借りれば、その瞬間から大型タンクローリーになってしまうのだ。

ここで肝要なのが、他人資本は自分のモノではなく他人のモノだということ。理由もなく他人に自分の排気量を貸す人間は居ない。メリットが無ければ、他人に排気量など貸さないのだ。

他人の排気量を借りるには、借りる相手にメリットを与えなければならない。与え続ければ、他の排気量も呼んで来てくれるかも知れない。しかし、メリットを与えられなかったり、逆にデメリットを与えてしまったりすると、排気量は一気に取り上げられてしまう。そう毎日が株主総会、毎日が物言う株主からの質問攻め、なのである。

「そんな気を使う人生など嫌だ」「身の丈にあった生活を」という声が聞こえて来そうだが、私個人的には若い時には、他人の排気量を借りれるだけ借りて、その人達へ恩返ししないと!というプレッシャーでのたうち回るべきだと思う。

何故なら、気付いた時にはゴッツイ排気量を平然と動かすオペレーション能力と己の排気量(自己資本)が上がり、信用力も付いて更に他人の排気量が集まってくるからだ。5年後の差は歴然、10年後の差は愕然だ。

ここでいう排気量は、お金に限らず、人脈・経験・ノウハウなど目に見えない資産も含まれる。

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