言葉を編むひとびと

詩「言葉を編むひとびと」


幼子と死にわかれた
親をなぐさめるとき

目の見えない誰かに
緑色を問われたとき

ふたり裸でいるとき

言葉のひりきをしる

それでもひとびとは
編んだ言葉でなにか
しばろうとしている



(2013年12月ブログ「NёüT♴」にて発表)

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