クマさん

詩「クマさん」


ある日森の中で
クマさんに出会った
湾に沈めたはずのクマさんが
どこまでもついてくる

あなたの落とした小指
冷蔵庫にしきつめた臓器の
3番目の裏にありましたよ

夜の山に響きわたるクマさんの唄が
おわる頃にはタマコラサッサのサ

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