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「カメラを止めるな」を見ました

noteに投稿するのは3日目です。今日も帰宅が遅くなったので、一瞬諦めようかと思ったのですが、せめて三日坊主位は達成してみようということで、最近見た映画について書きたいと思います(既に相当沢山の人が書いてると思いますが)。結論から言ってしまうと、絶対見た方がいいです。

最低1回以上見たくなる


少しネタバレになりますが、映画の構成は「ゾンビ映画完成品(前半)」+「メイキング過程(後半)」の2段構えになっています。前半だけ見ていると、色々映画として稚拙だったり、妙な違和感を持ったりすると思いますが、それらが後半全て完璧に回収されていくので、どんどん引き込まれます。そしてエンドロールが終わった際、もう一回前半を見たくなるので、iTunesでみて正解でした(劇場公演を見ていたら、2回課金されていたと思います)。

映像制作業界の苦労が分かる

後半の主題は、「理想と現実との葛藤」、「制作マンのジレンマ」、「生活者としての苦労」などの要素でまとめることができるかもしれません。なぜゾンビ映画を作ることになったのか、どのように作り上げていくのか、そして本番がどのように推移していったのかが明かされていくのですが、映像制作業界だけでなく、社会で仕事をしたことがある人ならだれでも経験したことがある苦悩を、痛快に面白く描いています。

家族で楽しく気楽に見れる

我が家は妻と二人家族で、お互い映画好きなので、年間50本くらいは映画を見ると思いますが、二人そろって出不精なので、自宅でNetflixやiTunesで見ることが多いです。見たい映画があるときはもちろん映画館に行きますが、「なんとなく映画を見たいけど、具体的なタイトルが思いつかないとき」は、映画評論ブログでリサーチしたり、iTunesで調べたりします。

その時の気分によって見たい映画は変わるわけですが、お互い付かれた平日や、風邪気味の土曜日の夜など、「本格サスペンスやSFはしんどい(ダビンチコードとか)」、「ダサくて稚拙な邦画はしんどい(ドラマが映画化されたようなの)」、「爆発しまくる洋楽も胃にもたれる(アベンジャーズ)」、「スカッとする名作はもう何回も見た(BTTF、ターミネーター)」というときに、結構見る映画に困ります。そんなか、たまたま見たのがこの映画だったのですが、最高にベストフィットでした。家族でさくっと気軽に見れて、そして適度に笑えて感動する良い映画でした。

最後に

そして何よりびっくりしたのが、制作費がたったの300万円だということでした。アイデアさえひねれば、いくらでもヒットは生み出せるんだなと、コンテンツの可能性を感じました。(映画「マネーボール」にも通じる?)。


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