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第二の視点で考える         ~「それしかないわけないでしょう」を読んで~

 皆さんは、ひとつの物事に対して様々な視点でとらえようとしてみたことはありますか。正直言って僕もそれができていません。しかし今回ヨシタケシンスケさんが書いた「それしかないわけないでしょう」という本を読んでみて考え方が変わりました。今からその本の内容を詳しく説明していきたいと思います。 

 この「これしかないわけないでしょう」は、ある女の子が様々な視点で【未来】について考えるお話です。はじめはお兄ちゃんから『未来の世界は大変なことばっかりなんだぜ。大人になることは大変なことしかないんだってさ』と語られます。そしてそのことをおばあちゃんに話すと、おばあちゃんは『未来がどうなるかなんて誰にもわからない。世の中には大変なことだけじゃなく楽しいこと・面白いこともたくさんある』とお兄ちゃんとは全く逆の視点で未来について語っています。そして今度は女の子が卵に対して「それしかないわけないでしょう」と、発想を膨らまし、様々な視点で考えています(はっぱたまご・にらみたまご・たまごたまご・タワーたまご など)

 この物語を読んで僕は正解は必ずしも1つというわけではないと思いました。未来に関しても一つの事に着眼すると悪いイメージを持つかもしれませんが、様々な角度から見ることでかわってくるんだろうな思います。そして様々な視野で考えられるようになるために、1つの物事に対して第二の視点で考え、より自分の発想を広げ、そしてその発想を広めたいと思います。皆さんもぜひ「それしかないわけないでしょう」を一度読んでみて、第二の視点で物事をとらえてみてください。


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